本の特送便 梅書房 > > 日本型ポピュリズム 政治への期待と幻滅
9784121017086 日本型ポピュリズム 政治への期待と幻滅 | ||
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【内容】 日本における政治不信の増大は著しいが、一九九〇年代以降何度か、突発的な人気を得、政治への期待を極度に高めた政治家が現れている。ブームを巻き起こした、細川護煕、菅直人、石原慎太郎、田中康夫、加藤紘一、田中真紀子、小泉純一郎らである。そこには、報道番組やワイドショーなどマスメディアとの相互作用があった。本書は、こうした政治現象をポピュリズム概念を用いて分析し、日本政治の変容を明らかにする。 |
【目次】 序章 「政治改革」とは何であったのか ―一九九〇年代政治の帰結としての二〇〇〇年総選挙 第1章 派閥政治の終わりの始まり ―「加藤の乱」にみる自民党内権力構造の変容 第2章 国民投票的首相選出の実現 ―小泉純一郎の自民党総裁当選 第3章 日本におけるネオ・リベラル型ポピュリズム ―小泉総裁誕生の比較政治学的考察 第4章 戦略なきポピュリスト政治家 ―「真紀子旋風」と「真紀子騒動」 第5章 テレビニュースの変容 ―日本におけるポピュリズム登場の背景として |