本の特送便 梅書房 > > アレクシエーヴィチとの対話 「小さき人々」の声を求めて
978-4-00-061478-8 アレクシエーヴィチとの対話 「小さき人々」の声を求めて | ||
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【内容】 私は耳の作家、魂の歴史家です──。 ジャーナリストとして初めてノーベル文学賞を受賞した作家の創作の道のりと極意を、NHK同行取材記録のほか、充実した講演・対談・評論によって明らかにする。「ドキュメンタリー文学」の手法とは何か。『戦争は女の顔をしていない』や『チェルノブイリの祈り』はいかに書かれたか。 |
【目次】 日本の皆さんへ――出版に寄せて …………… ◉アレクシエーヴィチ/沼野恭子=訳 負け戦(いくさ)――ノーベル賞受賞講演…………… ◉アレクシエーヴィチ/沼野恭子=訳 I 「小さき人々」への旅立ち――アレクシエーヴィチとは誰か …………… ◉鎌倉英也 第一章 プロローグ――未知の作家 第二章 最初の対話――ミンスクを訪ねて 第三章 旅の計画――目指すべき場所 II 「ユートピア」の残骸で――過去の記憶 …………… ◉鎌倉英也 第四章 流刑地シベリア――収容所のなかの収容所 第五章 ソヴィエトの砦ベラルーシ――「大祖国戦争」の爪痕 第六章 連邦崩壊と自殺者――「ユートピア」の果て III 国家の「神話」を砕く――戦争と抵抗 …………… ◉鎌倉英也 第七章 アフガン・シンドローム――殺人犯となった息子 第八章 アレクシエーヴィチ裁判――そこで何が問われたか 第九章 「我々」から「私」へ――チェチェン戦争に抵抗する人々 IV 核の時代に生きて――未来への証言 …………… ◉鎌倉英也 第一〇章 逃げ場のない世界――チェルノブイリ原発事故 第一一章 未知の顔をした「戦争」――汚染された大地の上で 第一二章 「フクシマ」を訪ねて――問われる「抵抗の文化」 V 「小さき人々」を見つめて――アレクシエーヴィチと徐京植 序 ――ふたつの対話はこのように生まれた 第一三章 「小さき人々」の声を聞く――暴力と破滅の二〇世紀を見据えて …………… ◉アレクシエーヴィチ×徐京植 第一四章 「小さき人々」の愛を信じる――二一世紀の苦悩の底から …………… ◉アレクシエーヴィチ×徐京植 第一五章 長い道――スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチさんへの手紙 …………… ◉徐京植 VI 声の小説(ロマン)――「赤いユートピア」の文学 第一六章 あるユートピアの物語――東京外国語大学講演…………… ◉アレクシエーヴィチ/佐藤貴之・沼野恭子=訳 第一七章 ユートピアの声――アレクシエーヴィチの文学 …………… ◉沼野恭子 番組・文献一覧 あとがき――「対話」を続けるために |