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978-4-02-295090-1 学校制服とは何か その歴史と思想 | ||
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【内容】 制服は「管理」か?それとも「個性」――か? 1960~70年代の高校紛争で一部の高校が私服化された。 その後、80年代のツッパリブームや90~2000年代のコギャルブームなどで、生徒は校則に反発し服装の自由を求める傾向があった。 しかし、昨今では私服の高校が制服化したり、制服における適度に厳しい校則が学校の「売り」になったりするなど、むしろ自ら管理を求めている風潮さえみられる。 これは保守化する日本社会の表れなのだろうか? それとも、多様化する制服そのものが「個性」なのだろうか? 時代とともに変わる「学校制服」の水脈を辿り、現代日本の姿を浮き彫りにする。 |
【目次】 第1章 制服モデルチェンジの論理 第2章 制服誕生の舞台裏 第3章 制服自由、伝統校の矜持 第4章 制服復活で学校リニューアル 第5章 制服を作る側の戦略 第6章 制服の思想 |
【おすすめ】 「制服」は誰のものか?多くの証言と資料を通して、教育と若者文化の実相を描く。学校制服は時代を映し出す鏡だ。その歴史の水脈を辿り、学校制服に内在する文化や社会、政治、経済、科学に関連する「思想」を考察する、刮目の書! |