本の特送便 梅書房 > > 対馬の海に沈む
978-4-08-781761-4
対馬の海に沈む
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【内容】 JAで「神様」と呼ばれた男の溺死。 執拗な取材の果て、辿り着いたのは、 国境の島に蠢く人間の、深い闇だった。 人口わずか3万人の長崎県の離島で、日本一の実績を誇り「JAの神様」と呼ばれた男が、自らが運転する車で海に転落し溺死した。44歳という若さだった。彼には巨額の横領の疑いがあったが、果たしてこれは彼一人の悪事だったのか………? 職員の不可解な死をきっかけに、営業ノルマというJAの構造上の問題と、「金」をめぐる人間模様をえぐりだした、衝撃のノンフィクション。 2024年 第22回 開高健ノンフィクション賞受賞作 |
【おすすめ】 ノンフィクションが人間の淋しさを描く器となれた、記念すべき作品である。 ──加藤陽子 (東京大学教授・歴史学者) 取材の執拗なほどの粘着さと緻密さ、読む者を引き込む力の点で抜きん出ていた。 ──姜尚中 (政治学者) 徹底した取材と人の内なる声を聞く聴力。受賞作に推す。 ──藤沢 周 (作家) 地を這う取材と丁寧な資料の読み込みでスクープをものにした。 ──堀川惠子 (ノンフィクション作家) 圧巻だった。調査報道の見本だ。最優秀な作品として推すことに全く異論はない。 ──森 達也 (映画監督・作家) |