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本の特送便 梅書房 > 少女たちの戦争
978-4-12-005476-1 少女たちの戦争 新製品
少女たちの戦争
¥1,430   在庫有り
中央公論新社/編

中央公論新社

2021年11月

文芸/エッセイ/アンソロジー


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【内容】

【太平洋戦争開戦80年企画】瀬戸内寂聴から武田百合子、茨木のり子、佐野洋子まで、開戦時20歳未満の〈少女〉だった27名の女性たちによる、戦時の日常を描いた随筆を精選。


【目次】

若い日の私(瀬戸内寂聴)
美しい五月になって(石井好子)
私を変えた戦時下の修学旅行/十五日正午、緊迫のNHK放送室(近藤富枝)
「サヨナラ」がいえなかった(佐藤愛子)
空襲・終戦・いさぎよく死のう(橋田壽賀子)
海苔巻きと土佐日記(杉本苑子)
続 牛乳(武田百合子)
半年だけの恩師(河野多惠子)
はたちが敗戦(茨木のり子)
人間が懐しい(石牟礼道子)
親へ詫びる(森崎和江)
戦争/敗戦の夜(馬場あき子)
田辺写真館焼失 母は強し(田辺聖子)
めぐり来る八月(津村節子)
葦の中の声(須賀敦子)
被爆前後/一個(竹西寛子)
いがく、酸い青春(新川和江)
ごはん(向田邦子)
か細い声(木玉)
国旗/終戦の日(林京子)
よみがえる歌(澤地久枝)
夏の太陽(大庭みな子)
子供の愛国心(有吉佐和子)
スルメ(黒柳徹子)
サハリン時代(吉田知子)
戦争の〈おかげ〉(中村メイコ)
青い空、白い歯(佐野洋子)


【おすすめ】

「サヨナラ」も言えぬまま別れた若き兵士との一瞬の邂逅、防空壕で友と感想を語り合った吉屋信子の少女小説、東京大空襲の翌日に食べたヤケッパチの〈最後の昼餐〉……戦時にも疎開や空襲以外の日々の営みがあり、青春があった。太平洋戦争開戦時20歳未満、妻でも母でもなく〈少女〉だった27人の女性たちが見つめた、戦時下の日常。すぐれた書き手による随筆を精選したオリジナル・アンソロジー。