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978-4-12-005476-1 少女たちの戦争 | ||
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【内容】 【太平洋戦争開戦80年企画】瀬戸内寂聴から武田百合子、茨木のり子、佐野洋子まで、開戦時20歳未満の〈少女〉だった27名の女性たちによる、戦時の日常を描いた随筆を精選。 |
【目次】 若い日の私(瀬戸内寂聴) 美しい五月になって(石井好子) 私を変えた戦時下の修学旅行/十五日正午、緊迫のNHK放送室(近藤富枝) 「サヨナラ」がいえなかった(佐藤愛子) 空襲・終戦・いさぎよく死のう(橋田壽賀子) 海苔巻きと土佐日記(杉本苑子) 続 牛乳(武田百合子) 半年だけの恩師(河野多惠子) はたちが敗戦(茨木のり子) 人間が懐しい(石牟礼道子) 親へ詫びる(森崎和江) 戦争/敗戦の夜(馬場あき子) 田辺写真館焼失 母は強し(田辺聖子) めぐり来る八月(津村節子) 葦の中の声(須賀敦子) 被爆前後/一個(竹西寛子) いがく、酸い青春(新川和江) ごはん(向田邦子) か細い声(木玉) 国旗/終戦の日(林京子) よみがえる歌(澤地久枝) 夏の太陽(大庭みな子) 子供の愛国心(有吉佐和子) スルメ(黒柳徹子) サハリン時代(吉田知子) 戦争の〈おかげ〉(中村メイコ) 青い空、白い歯(佐野洋子) |
【おすすめ】 「サヨナラ」も言えぬまま別れた若き兵士との一瞬の邂逅、防空壕で友と感想を語り合った吉屋信子の少女小説、東京大空襲の翌日に食べたヤケッパチの〈最後の昼餐〉……戦時にも疎開や空襲以外の日々の営みがあり、青春があった。太平洋戦争開戦時20歳未満、妻でも母でもなく〈少女〉だった27人の女性たちが見つめた、戦時下の日常。すぐれた書き手による随筆を精選したオリジナル・アンソロジー。 |