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978-4-16-661365-6 仏教の大東亜戦争 | ||
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【内容】 殺生を禁じるのが、本来の教えであるはずの仏教。それが国と一体となって戦争を推進した時代があった。 多くの寺院、文化財を破壊した廃仏毀釈を追った『仏教消滅』の著者が、昭和の戦争に至る、日本仏教界最大のタブーに挑む。 従軍僧の派遣、戦争を正当化する「戦時教学」「一殺多生」の提唱のみならず、梵鐘や仏像などを軍事物資の製造のために供出したり、宗派を挙げて軍用機を献納、軍艦製造に多額の寄付を行うなどの闇の部分に、各地の寺院に残る戦争の痕跡を粘り強く訪ね、資料を丹念に掘り起こした、類のない歴史ドキュメント。 |
【目次】 廃仏毀釈からのサバイバル―明治維新 国家にすり寄った仏教界 島地黙雷と大教院 進撃する仏教―日清・日露戦争 日清戦争と大陸布教 日露戦争―仏教の帝国主義化 ほか 大東亜戦争と皇道仏教 戦争に熱狂する仏教界 戦闘機の献納競争 ほか 仏像も鐘も武器と化した 金属供出と空襲 反戦の僧侶 ほか |
【おすすめ】 住職の祖父が自分の寺に掲げていた「開戦詔書」。それが仏教と戦争の関わりを問い直す旅の始まりだった。宗門トップが戦争を煽る発言を繰り返し、植民地では次々と寺院が建立された。戦争を体験した僧侶から貴重な証言を聞き取り、今に残る「戦争の傷跡」を全国の寺院で取材。仏教界最大のタブーに挑む! |