本の特送便 梅書房 > > #MeTooの政治学 コリア・フェミニズムの最前線
978-4-272-35049-0 #MeTooの政治学 コリア・フェミニズムの最前線 | ||
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【内容】 韓国において「革命的」といえるほど大きな盛り上がりを見せた#MeToo 運動。その根底に流れる理論と実践を提示。韓国フェミニズムの現在に対する批判的な分析は、日本のフェミニズム・ジェンダー状況を対比的に浮き彫りにする |
【目次】 まえがき ── 日常の革命、#MeTooの政治学 まえがきの執筆を繰り返しながら 『被害と加害のフェミニズム』から『#MeTooの政治学』まで 男性文化と労働市場 ―― #MeTooの背景 #MeTooとジェンダー 安熙正事件の意味 #MeToo、ジェンダー暴力、性的権利 フェミニストの知識創造 あの男たちの「女性問題」 ― 韓国の進歩的男性権力者の#MeToo運動に対する理解(権金炫怜) 「工作」したのは誰か 誰が何のために裁かれているのか 「どうすれば地位が他者の人権を奪えるのでしょうか?」 という意味不明な文章 存在する権力は必ず行使される 陣営論のロジック―問題提起を妨害する最も効果的な方法 「女性問題」という枠組み おわりに 女性に対する暴力と#MeToo運動(鄭喜鎭) 父の道具、そして「ささやき」 犯罪通報が革命である社会 加害者によって左右される争点 男性と女性の「恣意」は同じではない 認識論としてのジェンダーの地位 ジェンダー社会で「不可能な#MeToo」 男性社会が選別する被害者 男性の新たな「性役割」は自らに対する責任感 春香には性的自己決定権が必要だった(橌砦昀) はじめに 成春香と卞学道に聞きたい二つのこと 春香が守ろうとしたのは貞操ではない 卞学道は性欲を満たせなかったことに怒ったのではない 貞操では誰も救えない・れにもかかわらず、刑法には「貞操権」が入った 貞操権を超えて性的自己決定権へ 誰のための「抵抗」か 「同意」に必要なのは「拒否する権利」ではない おわりに ジェンダー概念とジェンダー暴力(ルイン) トランスジェンダー・クィアの視角で見たジェンダー暴力の意味 「ブランドン・ティーナ/ティーナ・ブランドン」の カテゴリーを取り巻く論争 セックス‒ジェンダーの必然的関係に対する批判 トランスジェンダー・クィアとジェンダー ジェンダー認識と、トランスジェンダー・クィアが受ける暴力の性格 ジェンダー暴力とジェンダー競合(Gender Dysphoria)連続体 トランスジェンダー・クィア連続体 トランス・フェミニズムに向かって MeToo運動とフェミニズムの「大衆化」―本書の解説に代えて(申琪榮) |