本の特送便 梅書房 > > メディア支配 その歴史と構造
978-4-406-06560-3 メディア支配 その歴史と構造 | ||
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【内容】 官邸がテレビのニュース・情報番組の出演者の発言を詳細にチェック……。それに対しメディアは、真実の報道、権力の監視という本来の機能を果たせているのか。政権のメディア統制の野望と、その歴史的転換点はどこにあったのかを解明。半世紀以上メディアの現場で闘い、研究してきた著者の放送史ドキュメント(遺著)。 |
【目次】 プロローグ Ⅰ 戦後メディアの再編成とは 1 メディアの再編成—全国紙を頂点としたピラミッド型 2 世論操作機関「日本広報センター」 3 制作分離とプロダクション化の波 4 せめぎあい、そして…… Ⅱ 新聞とテレビの系列一本化 1 東西のネット組みかえと三つ巴の「力学」 2 ジャーナリズムの変質と劣化 3 小選挙区制とメディアの犯罪 4 椿発言問題 Ⅲ 裏切られた公共ライブラリーと独立行政委員会構想 1 ライブラリー運動の旗揚げ 2 推進に水差す「映像産業育成構想」 3 生かせなかった「独立行政委員会構想」 Ⅳ 政権のメディア支配に抗して 1 NHK会長公選制のとりくみ 2 安倍政権によるメディア支配の強まり 3 放送法の取り締まり法化を阻止 エピローグ—国連人権委員会ケイ教授の「勧告」にいかに答えるか |