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本の特送便 梅書房 > 関東大震災と民衆犯罪 立件された一一四件の記録から
978-4-480-01780-2 関東大震災と民衆犯罪 立件された一一四件の記録から 新製品
関東大震災と民衆犯罪 立件された一一四件の記録から
¥1,980   在庫有り
筑摩選書 0262

佐藤冬樹/著

筑摩書房

2023年8月

教養/ノンフィクション/事件・犯罪


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【内容】

1923年の関東大地震。その直後から自警団による、朝鮮人、中国人らに対する襲撃事件が多発し、日本人を含む多くの犠牲者をだしたが、その実態はいまだ明らかではない。

誰が誰をなぜ殺したのか?検察が立件、起訴した600人以上の被告、約90人の日本人被害者のプロフィールを分析するなどして、民衆犯罪の全貌に迫る。

事件から100年、地域に根差した庶民が起こした史上最大最悪の惨事=ヘイトクライムを捉えなおす。



【目次】

第1部 関東大震災下の国家と民衆

 軍・官・民一体のエスノサイド
 自警団、その組織と活動実践
 エスノサイドの背景


第2部 刑事事件化した民衆犯罪の動向

 朝鮮人襲撃事件にみる自警団の情動
 日本人襲撃事件の実態と被害者像
 自警団員裁判の実態と加害者像の再検証


第3部 沖縄出身者と自警団

 沖縄出身者襲撃伝承とその特徴
 関東大震災、ふたつの体験記
 沖縄出身製紙労働者の震災経験
 沖縄における伝承の形成と定着


【おすすめ】

関東大地震直後、自警団による朝鮮人に対する襲撃事件が続発する。のちに立件された事件記録・資料をもとに、自警団の知られざる実態が百年を経て明らかになる。