本の特送便 梅書房 > > 関東大震災と民衆犯罪 立件された一一四件の記録から
978-4-480-01780-2 関東大震災と民衆犯罪 立件された一一四件の記録から | ||
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【内容】 1923年の関東大地震。その直後から自警団による、朝鮮人、中国人らに対する襲撃事件が多発し、日本人を含む多くの犠牲者をだしたが、その実態はいまだ明らかではない。 誰が誰をなぜ殺したのか?検察が立件、起訴した600人以上の被告、約90人の日本人被害者のプロフィールを分析するなどして、民衆犯罪の全貌に迫る。 事件から100年、地域に根差した庶民が起こした史上最大最悪の惨事=ヘイトクライムを捉えなおす。 |
【目次】 第1部 関東大震災下の国家と民衆 軍・官・民一体のエスノサイド 自警団、その組織と活動実践 エスノサイドの背景 第2部 刑事事件化した民衆犯罪の動向 朝鮮人襲撃事件にみる自警団の情動 日本人襲撃事件の実態と被害者像 自警団員裁判の実態と加害者像の再検証 第3部 沖縄出身者と自警団 沖縄出身者襲撃伝承とその特徴 関東大震災、ふたつの体験記 沖縄出身製紙労働者の震災経験 沖縄における伝承の形成と定着 |
【おすすめ】 関東大地震直後、自警団による朝鮮人に対する襲撃事件が続発する。のちに立件された事件記録・資料をもとに、自警団の知られざる実態が百年を経て明らかになる。 |