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978-4-582-85963-8 戦後教科書運動史 | ||
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【内容】 天皇に殉ずる「臣民」を育てた教育勅語と国定教科書。その反省から生まれた戦後の教育制度と教科書は、時の権力によって度重なる攻撃にさらされてきた。 検定制度を世に問うた「家永教科書裁判」から教育基本法、道徳教科化、学習指導要領、採択問題まで、教育と教科書に真実を求めた運動の軌跡をたどる。 教科書問題が映し出す、日本の教育のあるべき姿。 |
【目次】 はじめに 第一章 戦前・戦中の教科書とその役割 第二章 戦後改革の中の教科書 第三章 第一次教科書「偏向」攻撃 第四章 「冬の時代」の教育と教科書 第五章 「冬の時代」を終わらせる家永教科書裁判の開始 第六章 杉本判決後、七〇年代の教科書の改善 第七章 八〇年代初めの第二次教科書「偏向」攻撃 第八章 八九年の学習指導要領・検定制度改悪と九〇年代検定 第九章 「検定に違法あり」最高裁の最後の判決が認定 第一〇章 九〇年代の教科書の改善と第三次教科書「偏向」攻撃 第一一章 教育基本法改悪の動きと反対運動の広がり 第一二章 「教育再生」政策から生まれた新検定基準 第一三章 道徳の教科化と子ども不在の新学習指導要領 第一四章 日本の教科書制度は何が問題か 第一五章 私たちの求める子どものための教科書制度 あとがき 戦後教科書運動史関連年表 主な参考・引用文献 |