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978-4-622-09598-9 沖縄の生活史 | ||
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【内容】 100人が語り、100人が聞いた、沖縄の人生。 たくさんの小さな声を織り上げた、膨大な聞き書き集。 沖縄の生活史~語り、聞く復帰50年 プロジェクトについて 2022年5月15日に、沖縄は日本復帰50周年を迎えました。これを節目として、沖縄の歴史とともに生きてきた人々の来し方を聞き取り、文章として残すことを目指したのが本プロジェクトです。 沖縄タイムス社が100人の「聞き手」を紙面で募集しました。それぞれの聞き手が思い思いに選んだ「語り手」から、その生活史を聞き取りました。100人の聞き手の方々には、1972年5月15日の「復帰の日」に何をしていましたか、という共通の質問をお願いしました。聞き取りをもとに作成した原稿は、2022年5月から12月末までのあいだ、沖縄タイムス紙面に170回にわたり連載されました。 連載の反響は大きく、2023年には第27回新聞労連ジャーナリズム大賞・優秀賞を受賞しました。「手法も新しく、オーラルヒストリー、郷土史としての価値がある」と評価されました。 30代から90代までと幅広い年齢層の語り手たちは、その出自もまた幅広いものでした。沖縄本島や離島をはじめ、中国や台湾、南米、サイパン、テニアンなど海外に暮らした方や、若いうちに内地へと移り住んだ方もいます。沖縄という土地との関係性が各々違う市井の人びとがどのように生きてきたか、その息遣いが感じとれる語りが集まりました。 『沖縄タイムス』紙掲載の85人の語りに、新たに15人の語りを加え、待望の書籍化。 |