本の特送便 梅書房 > > 「忖度」なきジャーナリズムを考える
978-4-657-24016-3 「忖度」なきジャーナリズムを考える | ||
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【内容】 権力や権威に屈することなく問題の本質を追うこと、ほかのメディアが報じなくてもニュースを伝え続けること、固定化した社会に諦観せず小さな声に光を当てること――社会を動かしたジャーナリストたちの軌跡をたどる。統一教会と政界の癒着、裁判所の事件記録廃棄問題、PFAS汚染、精神科病院の「死亡退院」、南米アマゾンの「水俣病」、新型コロナワクチンの健康被害、性加害問題において、どのような視点を持ち、取材、調査、報道をしていったのか。早稲田の人気講座「ジャーナリズムの現在」の講義録の最新版。 |
【目次】 はじめに(瀬川 至朗) 〈講義〉ジャーナリズムの現在 1 統一教会と政界の癒着を追及し続けて(鈴木 エイト:ジャーナリスト・作家) 2 保身の安全装置を切れ――司法の頂点と地方紙記者(霍見 真一郎:神戸新聞) 3 米軍基地と「命ぬ水」のPFAS汚染(島袋 夏子:琉球朝日放送) 4 死亡退院から見えてきた日本社会‟排除”の構造――精神医療の現状 (青山 浩平・持丸 彰子:NHK) 5 南米アマゾンの‟水俣病”――世界の片隅にある不条理とメディア(萩原 豊:TBS) 6 新型コロナワクチンの副反応の報道――まずはすべてを疑って (有本 整:CBCテレビ) 〈討論〉性加害の報道を問う シンポジウム 陸上自衛隊性加害事件の取材を通して、私が見たこと・感じたこと (岩下 明日香:スローニュース・ノンフィクション作家) 大学院生と考える基地による水質汚染問題 座談会 『命ぬ水~映し出された沖縄の五〇年~』を見て 「忖度」をめぐる私論(瀬川 至朗) あとがき(瀬川 至朗) |