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本の特送便 梅書房 > 深化する多文化共生教育 ホリスティックな学びを創る
978-4-7503-5129-2 深化する多文化共生教育 ホリスティックな学びを創る おすすめ
深化する多文化共生教育 ホリスティックな学びを創る
¥2,640   在庫有り
孫美幸/著

明石書店

2020年12月

教育/教育一般


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【内容】

知的側面のみならず身体・感情・倫理・精神など全体的な存在として子どもに関わろうとするホリスティックな視点から、多文化共生教育のあり方を考える。また、日本・韓国各地の「異人」にまつわる民話の伝承知からホリスティックな学びの深化の方向性を探る。


【目次】

 はじめに

第Ⅰ部 多文化共生教育の現場から――ホリスティックな学びの芽を生み出す

第1章 授業の成立が困難な学校で「多文化共生」を語る――ゲストティーチャーとしての関わりから
 1.はじめに
 2.授業の成立が困難な学校における、ゲストティーチャーと協力した多文化共生教育の必要性
 3.ゲストティーチャーが行った、在日コリアンや「多文化共生」をテーマとした授業の概要
 4.生徒の意識の変容――在日コリアンの印象を問うアンケート結果の分析を通して
 5.実践の成果と課題
 6.おわりに

第2章 ケアリングの視点を取り入れた多文化共生教育プログラム――学びの環境が厳しい子どもたちとともに
 1.はじめに
 2.ケアリングの視点を取り入れた多文化共生教育プログラムの必要性――学びの環境が厳しい学校において
 3.ケアリングの視点を取り入れた多文化共生教育プログラムの実際
 4.多文化共生教育プログラム終了後の子どもたちの意識の変化――最終授業後のアンケート分析を通して
 5.ケアリングの視点を取り入れた多文化共生教育プログラムを実施することの意義
 6.おわりに

 コラム1 一人ひとりの子どもたちに寄り添い人権学習を創ってきた先生方の思いを紡ぎ続ける学校

第3章 「身体知」や「精神性」を取り戻すホリスティックな学びの検討――日本の学校教育における「体験活動」を深化させるために
 1.はじめに
 2.研究対象と研究方法
 3.日本の学校での学びにおける「身体知」と「精神性」の重要性――「表層的な体験活動」から「深化した体験活動」へ
 4.「身体知」や「精神性」を重視したホリスティックなプログラムの実際
 5.「身体知」や「精神性」を取り戻すホリスティックな学びの意義――日本の学校教育における「深化した体験活動」への示唆
 6.おわりに

 コラム2 地域の歴史、「多文化共生」の伝承を子どもの頃から学びの中に

第Ⅱ部 民話という伝承知から考える多文化共生教育――ホリスティックな深い学びへ

第1章 伝承民話集『聴耳草子』における「異人」たちと「多文化共生」――日本社会の多文化共生教育のあり方を考える
 1.はじめに
 2.研究方法
 3.「異人」たちの語られ方――「多文化共生」と「いのち」の視点からの考察
 4.日本社会における多文化共生教育への示唆
 5.おわりに

第2章 韓国民話における「異人」への眼差し――韓国社会の多文化教育のあり方を考える
 1.はじめに
 2.研究方法
 3.「異人」たちへの眼差し――ハン思想における「多文化共生」と「いのち」の視点からの考察
 4.韓国社会における多文化教育への示唆
 5.おわりに

第3章 沖縄の民話における「異人」たち――日本社会の多文化共生教育をより深化させるために
 1.はじめに
 2.研究方法
 3.民話の中の「異人」たち――共苦の底からの解放の術
 4.日本社会における多文化共生教育への示唆
 5.おわりに

 コラム3 沖縄の伝承を再発見する旅 沖縄本島那覇市首里と南城市

第4章 済州島の民話における「異人」たち――韓国社会の多文化教育をより深化させるために
 1.はじめに
 2.研究方法
 3.民話の中の「異人」たち――人間とバルバロスが混在する、あらゆる境界を越えた共生
 4.韓国社会における多文化教育への示唆
 5.おわりに

 コラム4 ホリスティック教育/ケアから考える2020年

 おわりに