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本の特送便 梅書房 > 感染症を学校でどう教えるか コロナ禍の学びを育む社会科授業プラン
978-4-7503-5134-6 感染症を学校でどう教えるか コロナ禍の学びを育む社会科授業プラン おすすめ
感染症を学校でどう教えるか コロナ禍の学びを育む社会科授業プラン
¥1,430   在庫有り
池田考司/編著
杉浦真理/編著
藤原辰史/編著

明石書店

2020年12月

教育/学校教育


個数

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【内容】

コロナ禍が教育現場にも広がる中、子どもたちが感染症と向き合い、対処していくための教育・授業を考える本。歴史学、保健医療学、教育学、貧困政策の専門家の論考による第1部と、学校で感染症の教育・授業を行う授業プランを提供する第2部で構成。


【目次】

 はじめに

第1部 新型コロナウイルス・感染症と教育について知る

1 歴史家が語る、パンデミックを生きる指針[藤原辰史(京都大学)/聞き手:杉浦真理・池田考司]
 1 コロナ時代への対応
 2 「善」という感覚
 3 「パンデミックを生きる指針――歴史研究のアプローチ」について
 4 社会を見つめ直す視点を若い世代に
 5 感染症下の教師へのメッセージ

2 公衆衛生・医療から考える感染症[尾島俊之(浜松医科大学)]
 1 感染症の基礎知識
 2 感染症の動向
 3 保健所・行政による感染症対策
 4 保健所等と学校の連携
 5 養護教諭等による感染症対策

3 パンデミック下の教育課程づくり[子安潤(中部大学)]
 1 学校休業の波
 2 文科省の教育課程再編方針
 3 削減ばかりの教科外活動
 4 教科内容分析と子どもの経験という視点からの再編
 5 オンライン授業と教育課程

4 コロナによって出現したオンライン授業の形と未来[杉浦真理(立命館宇治中学校・高等学校)]
 1 オンライン教育の緊急性
 2 オンライン教育の実際
 3 オンライン教育の波及効果
 4 オンライン教育とオフライン(対面)教育の融合

5 新型コロナウイルス感染症・経済停滞と子どもの貧困[末冨芳(日本大学)]
 1 コロナ前から生命や安全が保障されていない日本の子どもたち
 2 子どもの貧困は所得だけではなくウェルビーイング(幸福度)で測られている
 3 経済停滞の中で子どもたちに起きていること

6 緊急時に示された子ども若者の社会参加・参画保障の重要性[池田考司(北海道教育大学)]
 1 「9月入学」を求める当事者としての高校生の行動
 2 大学生も学費減免等を求め動いた
 3 グレタさんだけではなく、日本でも
 4 新学習指導要領における「主権者教育」の位置づけ
 5 緊急時の学校単位での自主活動
 6 子どもの権利は「不要不急」?
 7 「未来に対する権利」

第2部 感染症の授業プラン

1 感染症と共に生きる授業をしよう【小学校】[佐藤広也(札幌市立栄小学校)]
 1 子どもの願いは生きること
 2 保健室の行列・熱・マスク・ソーシャルディスタンス
 3 子どもたちに経験を記録化させていくこと
 4 「はたらく細胞」を見ながら考える自分の体のこと
 5 新型コロナ肺炎 COVID-19をキャラクターにしてみる
 6 今も昔も「マスク」で感染症を防ぐ そして、「密」を防ぐ
 7 感染症カルタを「読む」
 8 「感染症カルタ」をすすめる、そして創る
 9 47番目のカルタ作り、あるいは47番目だけのカルタ作りを
 おわりに:楽しく楽しく生き生きと学ぶ

2 聞いて・調べて・考える、新型コロナウイルスと感染症の授業【小学校 総合的な学習の時間】[村越含博(北海道公立小学校)]
 はじめに
 授業の進め方
 さいごに

3 第1次大戦と感染症――感染症の歴史の授業【中学校 社会科(歴史的分野)】[田中龍彦(佐賀県白石町立有明中学校)]
 はじめに
 1 第1次世界大戦について
 2 授業案〈第1次大戦と感染症〉
 おわりに

4 コロナ禍の中学公民の授業――SNS、差別、雇用、ワクチン【中学校 社会科(公民的分野)】[山本悦生(津和野町立津和野中学校)]
 1 SNSによる拡散(情報社会)
 2 感染症と差別(基本的人権の尊重)
 3 非正規労働者(労働環境)
 4 ワクチン(国際社会)
 追記

5 感染症はなぜ広がったのか――第一次世界大戦の歴史に学ぶ【高校 地歴科(歴史総合)】[山本政俊(札幌学院大学)]
 1 はじめに――歴史と感染症との関係を問う
 2 教育課程上の位置づけ
 3 授業事例

6 地理教育でCOVID-19をどう扱うか――システム思考を活用した授業を創る【高校 地歴科(地理総合)】[泉貴久(専修大学松戸高等学校)]
 1 感染症を地理的にとらえることの意味
 2 教育課程上の位置づけ
 3 システム思考と地理教育
 4 授業事例:単元「COVID-19から持続可能な社会を考える」

7 コロナ禍で社会のひずみが可視化された! 新しい社会、よりよい世界を創造しよう!【高校 公民科(公共・政治経済)】[福田秀志(兵庫県立尼崎小田高等学校)]
 1 はじめに――コロナ禍で普段見ようとしてこなかったことが見えてきた
 2 学校再開以降、コロナ禍を授業でどう扱ったのか?
 3 どういう授業を構想しなければならないのか。
 おわりに

8 感染症と国際社会――コロナ後の理想世界(パクスコロナ)はどんな世界?【高校 公民科(公共・現代社会)】[藤川瞭(立命館宇治中学校・高等学校)]
 1 はじめに――現代社会とコロナウイルス
 2 教育課程上の位置づけ
 3 授業事例
 おわりに――コロナ後の世界を「そうぞう(想像・創造)」しよう

9 ポストコロナ期に求められる教育――「競争主義」に対峙するOAに学ぶ【高校生・大学生に語る技術論】[山口歩(立命館大学)]
 はじめに
 閑話休題
 1 日本の半導体は何故敗退したのか
 2 風力発電は何故デンマークなどが確立することになったのか
 3 まとめにかえて

 おわりに
 執筆者略歴