本の特送便 梅書房 > > 文字からわかる子どもの心理 教師のための筆跡診断マニュアル
978-4-7619-2666-3 文字からわかる子どもの心理 教師のための筆跡診断マニュアル | ||
¥1,870 | ||
|
||
お問合せ・ご注文 口コミを見る(0) |
【内容】 30年ほどにわたり書道教室で指導し、筆跡診断士としてカウンセリングにもあたっている著者が、「筆跡診断」という手法を用い、子どもの心理状態を把握することを提案。 |
【目次】 はじめに 筆跡とこころ 第1章 筆跡診断とは ■筆跡診断の方法 ■問題行動と筆跡診断 コラム 発達障害と筆跡の診断・指導 第2章 子ども筆跡診断マニュアル ■筆跡から子どもを知る 文字の大きさ 大字型1/大字型2/小字型/極小型/大字・小字混合型 接筆上部の開閉 接筆上閉型/接筆上開型 接筆下部の開閉 接筆下閉型/接筆下開型 転折 転折角型/転折丸型/接筆と転折の組み合わせのケース 縦線頭部突出の長さ 頭部長突出型/頭部突出控えめ型 払いの長短 左払い長型/右払い長型/左右払い短小型 等間隔・平行度 等間隔型/非等間隔型 コラム 等間隔の役割 はねの強弱 はね強型/はね弱型 起筆のあり方 起筆すなお型/起筆ひねり型 開空間(へんとつくりの間) 開空間広型/開空間狭型 閉空間(「口」などの閉じた空間) 閉空間大型/閉空間小型/閉空間つぶれ型 文字の傾き 右傾型/下狭型 文字の姿勢(水平性) 右上がり型/右下がり型 余白の取り方 行左寄り型/行右寄り型 行の垂直性 行うねり型/行ブレ型/行下部左ズレ型/行下部右ズレ型 一字・一字の間隔 字間アキ型/字間ツマリ型 乱暴な文字の勢い 線衝突型 ■子供のタイプによって表れる筆跡 こころの悩みや苦しいことがあると、心身が委縮して落ち込んでしまうタイプ ストレス反応として、イライラしたり、情緒不安定になってしまうタイプ 感情を抑制できず、問題行動に向かう恐れが強いタイプ 感情表出を我慢するが、今にもパンク寸前になってしまうタイプ いつも感情を抑えて、反発しないタイプ 集中力が低下し、物事がきちんとできないタイプ ストレスで体調が悪くなったり、外では行動に出さないが、家でイライラをぶつけるタイプ 第3章 「こころの信号文字」を見つけたら… ■筆跡をつかむ ■「こころの信号文字」改善事例 事例1 反論できずに辛いけれど、面倒になることは言わない。(小学6年・女子) 事例2 台風被害の体験から一人でいるのが怖くなった。(小学5年・女子) 事例3 いじめによる不登校状態から脱出した。(中学2年・女子) 事例4 言動の乱暴な子が落ち着きを取り戻した。(小学6年・男子) 事例5 グループから仲間はずれにされ、人間不信になった。(中学1年・女子) 事例6 両親の離婚で、いろいろできなくなって辛かった。(小学4年・男子) 事例7 友達と一緒に喧嘩騒動を起こしてしまった。(中学2年・男子) 事例8 学校に行きたくない。(中学1年・女子) 事例9 受験勉強で心身がパンク寸前。(小学6年・女子) 第4章 子ども筆跡診断の実践―筆跡とこころ ■どのように診断していくか? ■筆跡改善が子どもを変える ■筆跡と深層心理 ■よい筆跡が定着すれば、深層心理も変わる ■筆跡改善指導(筆跡カウンセリング)の進め方 第5章 書写の活用と重要性 ■学年別の指導法 小学校低学年/小学校中学年/小学校高学年/中学校 ■内容別の指導法 毛筆の活用/楷書と行書の位置づけ ■書道教室での指導事例 ■「間」を大切に おわりに 引用・参考文献 |