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本の特送便 梅書房 > 【増補版】戦争は教室から始まる―元軍国少女・北村小夜が語る
978-4-7684-3580-9 【増補版】戦争は教室から始まる―元軍国少女・北村小夜が語る
【増補版】戦争は教室から始まる―元軍国少女・北村小夜が語る
¥1,980   在庫有り
北村小夜/〔述〕
「日の丸・君が代」強制に反対する神奈川の会/編

現代書館

2020年7月

教育/教育一般


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【内容】

軍国少女として育った北村小夜さんは、現在の学校はすでに「戦前」だと語る。教室から始まる「戦争できる国」づくりの思想を解説。増補版として2018年に教科化した道徳の問題点と、パラリンピックがもたらす障害者差別を指摘。


【目次】

1.増補版にあたってのまえがき

2.まえがきにかえて

3.第一回 修身と道徳――より巧妙に、自発的に心とからだがお国に奪われていく

4.第二回 音楽 歌い継がれる戦争の歌――音楽は軍需品~歌は身に付き、人の心を唆す

5.第三回 障害児教育――能力主義を支えてきた特殊教育、支え続ける特別支援教育

6.第四回勤評・学力テスト――国家統制が強化されるとき、子どもの分断と教師への管理強化は同時に進む

7.第五回 学校行事 日の丸、君が代――行事を通して浸透する天皇制、戦争遂行体制

8.第六回 軍国少女を生きて――旗と歌に唆され、無知のゆえ侵略者の役割を果たした

9.第七回 道徳教育

10.第八回 オリンピック・パラリンピックは障害者差別を助長する



【おすすめ】

軍国少女として育ち、満州で敗戦を迎えて八路軍と大陸を歩き、後に教員となった北村小夜さんは、教育基本法が「改正」された学校がすでに戦前であると言う。刊行から12年が経った今、残念ながらこの本が危惧してきたことが現実となりつつある。道徳が教科化され、オリンピック・パラリンピックという国家行事に奉仕させられることで、子どもたちの心はより巧妙にお国に取り込まれている。今こそ、小夜さんの言葉に耳を傾けたい。