本の特送便 梅書房 > > 関釜裁判がめざしたもの 韓国のおばあさんたちに寄り添って
978-4-7684-7984-1 関釜裁判がめざしたもの 韓国のおばあさんたちに寄り添って | ||
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【内容】 1992年に提訴された元慰安婦と女子勤労挺身隊被害者が原告となった「釜山従軍慰安婦・女子勤労挺身隊公式謝罪等請求事件」、通称「関釜裁判」の支援、そして立法運動へと奔走した夫妻の28年間の活動と原告たちとの交流の記録。 通称「関釜裁判(かんぷさいばん)」は、地裁で元慰安婦原告への国家賠償を認める画期的判決が出された裁判である(2003年最高裁で敗訴決定)。 この裁判を支援するため、地方都市・福岡で夫妻が中心となり立ち上げられた「戦後責任を問う・関釜裁判を支援する会」は、2013年9月に解散するまで、原告たちに寄り添いながら、真の解決とはどうあるべきかを悩み探りながら行動し続けた。本書は、解決をめざして奮闘した市民運動の貴重な記録であり、日韓交流の未来に向けたメッセージである。 |
【目次】 序章 関釜裁判とは 第一章 関釜裁判第一審──下関判決 第二章 関釜裁判第二審から敗訴確定まで 第三章 勤労挺身隊裁判──第二次不二越訴訟 第四章 被害者の誇りを傷つけた「国民基金」・加害責任を否定する歴史修正主義との闘い 第五章 朝鮮人強制動員労働者の遺骨調査 第六章 慰安婦問題の歴史認識の検証と立法解決に向けた活動 第七章 関釜裁判を支援して──支援する会とハルモニたち |