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978-4-7793-0618-1 ふれる社会学 | ||
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【内容】 わたしたちをとらえて離さない社会。 メディア、家族、労働、余暇、ジェンダー、セクシュアリティ、差別、人種等の視点から、身近な、そしてエッジのきいた14のテーマを読み解くことを通して、社会の大きな仕組みにふれる。 また、執筆者と研究との出会いを記したコラム「研究のコトハジメ」や、初学者読者応援ページ「コトハジメるコツ!」では、大学での学びのお役立ち情報を掲載し、より深い学びをサポート。 |
【目次】 はじめに 第1章 スマホにふれる(ケイン樹里安) 第1節 スマホ片手に何をする? 第2節 いま・ここ・なんとなく 第3節 触れさせられている? 第4節 生(ライフ)に触れる 第5節 スマホで社会に触れる ◆ 研究のコトハジメ 第2章 飯テロにふれる(菊池哲彦) 第1節 飯テロが浮かび上がらせる社会のかたち 第2節 共食と孤食 第3節 飯テロと孤食 第4節 孤食の時代と飯テロが開く共同性 ◆ 研究のコトハジメ 第3章 就活にふれる(上原健太郎) 第1章 「就活やねん」 第2節 就活世界を形づくるモノ・人 第3節 自己の発見・演出・修正 第4節 就活世界をどのようにとらえるか ◆ 研究のコトハジメ 第4章 労働にふれる(上原健太郎) 第1節 頭を下げ続ける社会 第2節 サービス産業化社会 第3節 感情を管理する 第4節 賃金による帳尻合わせ? 第5節 やりがいの搾取 第6節 労働にふれるとは? ◆ 研究のコトハジメ 第5章 観光にふれる(八木寛之) 第1節 地域イメージと「観光のまなざし」 第2節 「観光まちづくり」の興隆とそのジレンマ 第3節 「ディープな大阪」という地域イメージをめぐって ◆ 研究のコトハジメ 第6章 スニーカーにふれる(有國明弘) 第1節 「コートの中」から「ストリート」へ 第2節 「黒い」スパイダーマンと「エア・ジョーダン」 第3節 スニーカーが反映するストリートの人々の価値観 第4節 AJやラップは「黒人」だけのものなのか? 第5節 スニーカーの「経路」から社会にふれてみる ◆ 研究のコトハジメ 第7章 よさこいにふれる(ケイン樹里安) 第1節 無我夢中 第2節 踊り子の「学習」 第3節 文化の経路 第4節 どこの/誰の文化? 第5節 調整と組み上げ ◆ 研究のコトハジメ 第8章 身体にふれる(喜多満里花) 第1節 身体について考える 第2節 「理想」という規範 第3節 抵抗の場としての身体 第4節 私のまなざし ◆ 研究のコトハジメ 第9章 レインボーにふれる(中村香住) 第1節 レインボー、「LGBT」、「ダイバーシティ」の普及? 第2節 さまざまなセクシュアル・マイノリティ 第3節 セクシュアル・マイノリティの運動の歴史 第4節 フェミニズムの歴史 第5節 「LGBTブーム」を超えて ◆ 研究コトハジメ 第10章 「外国につながる子ども」にふれる(金南咲季) 第1節 はじめに 第2節 学校に広がるエスノスケープ 第3節 みえなくする/みえなくなる 第4節 「コンタクト・ゾーン」としての学校の可能性 第5節 おわりに ◆ 研究コトハジメ 第11章 ハーフにふれる(ケイン樹里安) 第1節 「ハーフ」の顔 第2節 帰属の政治と人種化 第3節 技芸と折衝 第4節 交差性を抱えて ◆ 研究のコトハジメ 第12章 差別感情にふれる(栢木清吾) 第1節 看板の向こう側への想像力 第2節 反-反日感情が見ない現実 第3節 自己感情の自己点検 ◆ 研究のコトハジメ 第13章 「障害」にふれる(佐々木洋子) 第1節 はじめに 第2節 障害とはなにか 第3節 家族と障害 第4節 「障害のまわり」について考えること ◆ 研究のコトハジメ 第14章 「魂」にふれる(稲津秀樹) 第1節 「魂」にふれる 第2節 「魂」への気づき 第3節 儀礼が可視化する「魂」 第4節 権力に晒される「魂」 第5節 社会構想における「魂」 ◆ 研究コトハジメ 第15章 100年前の社会学にふれる(ケイン樹里安・上原健太郎) 第1節 社会から「自由」?:E.Durkheim 第2節 社会を構成し、変えていく:M.Weber/G.Simmel 第3節 社会と個人の循環 第4節 生き抜くために社会に「ふれる」 ◆◇ コトハジメるコツ! (1)授業でノートをとる (2)フィールドノートをとる (3)ひとことにこだわる (4)卒論へと筆をとる (5)書店員さんのこだわりにふれる (松本秀昭) |
【おすすめ】 どこから「社会」?どこまで「社会」?スマホ、観光、スニーカー、飯テロ、エスノスケープ、身体、障害、差別、ハーフ、労働、就活、LGBT、魂…みえないものに「ふれる」には…ミレニアル世代のための「ふれる系」教科書ができました。レポート作成にも役立つコトハジメるコツ!付き。 |