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978-4-7803-1094-8 中国は社会主義か | ||
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【内容】 これは論争の書である!! 「国家資本主義だ」とする見解から「社会主義だ」まで、これほど見方の分かれる問題はないだろう。第一級の研究者5名が、長文の見解を提出し、それをふまえて質問と意見をやりとりし、その上で長時間の議論を重ねた。これらの到達を経て、新たに書き下ろしたのが本書である。 世界と日本を左右する21世紀の大問題への手がかりがここにある。 |
【目次】 1 「21世紀・社会主義」のあり方 何を課題とするのか 「社会主義をめざした」国々―20世紀と21世紀 「社会経済状態が遅れたところ」からの特殊性 「官僚制」と「経済的基礎 市場経済」との関連 「市場経済化・第2段階」における中国の課題 2 中国社会・経済の制度的特徴をどうみるか はじめに―理論および現実理解の相違 中国社会・経済の現状をどうみているか―2020年春 中国経済の制度的特徴 社会主義市場経済をどう理解すべきか? 中国における政治的民主主義の諸問題 3 中国は「社会主義をめざす資本主義」である:補足 資本主義はその可能性を汲み尽して初めて社会主義に移行する ―「社会主義か」と「良い国か」は別の問題 「政府規模」の長期法則と市場システム理解の問題について ―資本主義の定義について 「自由」は目標、「民主主義」は手段 ―「民主主義」は手段にすぎない 来るべき「中国覇権」は「よりましな世界秩序」 ―中国は一貫して軍事介入に反対 香港「民主派」のデモはどう理解しなければならないか ―香港デモへの基本的評価 4 資本主義・社会主義・大国主義―今日の中国の諸問題によせて 市場経済化の新段階に入った中国 史的唯物論からみた中国 「一党支配」体制からみた中国 核兵器問題と中国の大国主義的対外路線 5 中国の体制規定とその変革の論理 中国の体制規定について 中国における体制転換 中国の大国化と国際対応の新時代 資料編 シンポジウム「中国は社会主義か!?」 |