本の特送便 梅書房 > > 志賀直哉の短編小説を読み直す 「小説の神様」が仕組んだ「神話」と「歴史」のトリック
978-4-7803-1130-3 志賀直哉の短編小説を読み直す 「小説の神様」が仕組んだ「神話」と「歴史」のトリック | ||
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【内容】 「小説の神様」とも言われる志賀直哉の4篇の短編小説。一見現実批判とは縁遠いように思われる志賀作品だが、神話や民俗的伝承に根差した、根源的な社会批判を読みとることができる。そうした小説作法のエッセンスを味わう。 |
【目次】 第Ⅰ章 『小僧の神様』―神話や民俗的伝承に根差した、根源的な社会批判 第Ⅱ章 『城の崎にて』―神話から湧き上がる、原初の世界の死生観 第Ⅲ章 『焚火』―霊的存在や神が紡ぎ出す、自然と人間との神秘的融合 第Ⅳ章 『真鶴』―和歌と歴史を媒介にした、心境小説 /社会小説 |