本の特送便 梅書房 > > イギリスの政策と議論に学ぶ 子どもの貧困とライフチャンス
978-4-7803-1189-1 イギリスの政策と議論に学ぶ 子どもの貧困とライフチャンス | ||
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【内容】 「ライフチャンス」が、貧困をなくすのか? 貧困解決が「ライフチャンス」を改善するのか? 日本が子どもの貧困対策を学んできたイギリスでは、労働党政権下、超党派による「子どもの貧困法2010」が制定され、2020年に子どもの貧困率を10%以下とする具体的目標が明記されました。 しかし、政権交代などにより、政策と議論は貧困から「社会移動」に移り、子どもの貧困法は後退し、「ライフチャンス法」へと模様替えをしています。 削減目標も達成されず、子どもの貧困が増加している現在、「子どもの貧困アクショングループ」は、ライフチャンス改善のためにも、子どもの貧困解決に取り組む必要があると訴えます。 2013年の子どもの貧困対策法制定以来、貧困の世代間連鎖を断つことに主眼がおかれてきた日本にとって、本書で示される議論や政策・指標案は、多くのヒントとなることでしょう。 |
【目次】 ライフチャンスという考え方 所得を抜きにライフチャンスが語れないわけ 家族の構造、家庭環境、ライフチャンス 保育・幼児教育と子どものライフチャンス 学校の内と外―子どもたちの教育に対する貧困の影響 健康、ウェルビーイング、発達のために十分な生活水準 子どもたちのメンタルヘルスと貧困とライフチャンスと 住居・住環境と子どものライフチャンス 不確実な「移行」、先の見えない労働市場、若者のライフチャンス 「生まれ」と「運命」を結ぶ鎖を断ち切る ライフチャンスを測定するには? ライフチャンスを改善する戦略とは? |