本の特送便 梅書房 > 出版社/かもがわ出版 > 中高生から考える死刑制度 死に値する罪ってなに?
978-4-7803-1350-5
中高生から考える死刑制度 死に値する罪ってなに?
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¥1,980
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【内容】 「死刑制度」について考えると見えてくるものとは 日本には死刑制度があります。 日本の死刑の実態、国際社会の流れ、情報公開、冤罪、被害者感情など、あらゆる側面から事実を知り、考えていくことが「死刑のある国」に暮らす私たちの責務。ともに考えるためのわかりやすい一冊。 (写真・図表約20点収録) |
【目次】 ■第1章 日本の死刑はどうなっているのか 死刑とはなにか 死刑になる罪 死を待つ存在 死刑囚の日常 外部との隔絶 「衛生夫」の見た死刑囚 死刑の範囲 死刑の歴史 律令制度と死刑 残虐化する刑罰 明治時代での変化 根拠は150年前の法令 死刑のプロセス 執行の日 人を殺している実感 ■第2章 国際社会と死刑 世界の潮流は「死刑廃止」 死刑執行件数から読み取れること 欧州の姿勢 国連の立場と日本 揺れる米国 「事実上の死刑廃止国」韓国 英国大使の「苦言」 日本の政治家の受け止め ■第3章 死刑と情報公開 特ダネだった死刑執行 「お答えを差し控える」理由とは 黒塗りの始末書 執行に立ち会った法務大臣の思い 「国は逃げるな」 米国で出会った死刑囚 死刑を見届ける記者の思い ■第4章 「冤罪」と「被害者感情」 袴田事件と再審無罪 繰り返された「死刑」から「無罪」 被害者感情にどう向き合うか/被害者への支援 ■第5章 死刑はどうなっていくのか 死刑賛成は「8割」なのか 見直された質問内容 「残虐さ」を現代から考える 死刑に代わる刑罰 |
【おすすめ】 2024年9月26日、元死刑囚、袴田巌さんに再審無罪判決がでました。1980年代、著者が小中学生のころに抱いた「国家が人の生命を奪うことは許されるのか」「無実の人が死刑になる可能性はなくならないのではないか」という疑問は、いまも解決していないままです。現在も日本には死刑制度あるという現実をどうみていくのか。「死刑制度」を自分事として考えるための一冊です。 |