978-4-7942-2608-2
経済政策で人は死ぬか? 公衆衛生学から見た不況対策
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【内容】 緊縮財政は国の死者数を増加させる! 世界恐慌からソ連崩壊後の不況、サブプライム危機後の大不況まで、世界各国の統計を公衆衛生学者が比較分析した最新研究。 |
【目次】 第1部 過去の「自然実験」に学ぶ ニューディールは人々の命を救ったか ソ連崩壊後の死亡率急上昇 アジア通貨危機を悪化させた政策 第2部 サブプライム問題による世界不況に学ぶ アイスランドの危機克服の顛末 ギリシャの公衆衛生危機と緊縮財政 第3部 不況への抵抗力となる制度 医療制度改変の影響の大きさ 失業対策は自殺やうつを減らせるか 家を失うと何が起こるか 結論 不況下で国民の健康を守るには |
【おすすめ】 不況下において財政刺激策をとるか緊縮財政をとるかは、国民の健康、生死に大きな影響を与える。 世界恐慌からソ連崩壊後の不況、アジア通貨危機、サブプライム危機後の大不況まで、各国の統計から、公衆衛生学の専門家が検証。同じように深刻な不況へ陥った各国が、異なる政策をとった結果、国民の健康にどのような違いを生んだか? 緊縮財政が著しく国民の健康を害して死者数を増加させるうえ、景気回復も遅らせ、結局は高くつくことを論証する。長年の論争に、イデオロギーではなく、「国民の生死」という厳然たる事実から答えを導く一冊。 |