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本の特送便 梅書房 > 安倍長期政権劣化の構造
978-4-8451-1644-7 安倍長期政権劣化の構造 新製品
安倍長期政権劣化の構造
¥1,540   在庫有り
木下真志/編著
岡田一郎/著
栗原茂幸/著
堀内健司/著
松岡信之/著

旬報社

2020年8月

198P 19cm


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【内容】

「民主政」の空洞化をもたらした原因は何か!?
本書の冷静で多角的な追究には、劣化した日本政治の再生への鍵が数多く示されている。

自らに対し、批判的な言動をする者には態度を硬化させ、さまざまに「権力」を発動する。
それが組閣における人選、マスコミへの圧力、憲法無視、学問の知見軽視、公私混同となって言動にあらわれ、さらなる批判を浴びる。するとさらにキレる。
つまり、首相としての資質や統治能力に問題があるのである。
なのになぜ安倍首相は日本の憲政史上最長の政権を維持できたのか? 


【目次】

第Ⅰ部 長期政権の分析

 第一章 官邸権力の強大化 
 第二章 野党の弱体化と労働界 
 第三章 安定した内閣支持率 
 第四章 自民党の右傾化


第Ⅱ部 制度の劣化

 第五章 国会審議の形骸化――日本の議院内閣制 
 第六章 選挙制度の疲労 
 第七章 文書管理の現場――官僚制と文書廃棄


第Ⅲ部 日本政治の伝統と今後 

 第八章 首相と天皇のことば――敗「戦後」生まれの日米関係 
 第九章 揺れる法の支配 
 第一〇章 国家の融解 


終 章 安倍政権をみるもうひとつの眼


(「はじめに」より)

安倍首相の問題点に議論軽視と学問軽視の姿勢がある。
異なる考えがぶつかり合う中から、少しでもよい政策を練り上げていこうという発想が欠如しているのである。
「熟議」「討議」といった民主主義の基盤をなす過程がないがしろにされ、政策を決定する際に最初から結論があるような印象を与えるのである。これが繰り返されるために、国民の間に「支配されてる感」が強化されつつあるように感じる。
それは、民主化の程度が低下するということにもつながりかねない。