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本の特送便 梅書房 > 出所者支援ハンドブック 刑事司法ソーシャルワークを実践する
978-4-8451-1714-7 出所者支援ハンドブック 刑事司法ソーシャルワークを実践する 新製品
出所者支援ハンドブック 刑事司法ソーシャルワークを実践する
¥2,200   在庫有り
掛川直之/編著
飯田智子/編著
中川英男/著

旬報社

2022年2月

社会/福祉


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【内容】

刑務所などを出所した人の福祉的支援に携わるエキスパートによる実践のノウハウがわかるテキスト!

 社会福祉士・精神保健福祉士の養成課程における教育内容の見直しが、本年度から実施に移されている。厚生労働省は、司法と福祉のさらなる連携を進めるためには、ソーシャルワークの専門職としての役割を十分に担える社会福祉士・精神保健福祉士を養成する必要があると述べている。

 具体的には、それまで選択科目だった現行の「更生保護制度」の教育内容を大幅に見直し、時間数も拡充する、社会福祉士だけでなく精神保健福祉士についても、新たに共通の必修科目として「刑事司法と福祉」を設ける、などである。この見直しによって、遅くとも2023年度には社会福祉士・精神保健福祉士を養成するすべての大学に、「刑事司法と福祉」という講座の開講が求められることになった。

 今回の見直しの背景には、ソーシャルワーク実践の現場における刑事司法への関心の高まりがあるといわれる。2018年に出版した『不安解消! 出所者支援』は、支援の重要性を認識しつつも、なかなか実践に踏み出せないソーシャルワーカーの不安を解消することを目的に編まれた入門書だった。そして今回は、いよいよ出所者支援に取り組もうと決めたとき、まず何から始めればよいのか、実践段階でのノウハウを手引きする本になっている。


【目次】

  はじめに(掛川直之)

 Step1 クライエントの属性から理解する

  第1章 障害者による犯罪と支援の留意点(中川英男)
   Column① 受刑者から出所者への当事者の変化(内田真利子)
  第2章 高齢者による犯罪と支援の留意点(山田真紀子)
   Column② はじめての出所者支援〔生活支援編〕(小熊永枝)
  第3章 女性による犯罪と支援の留意点(稲田由紀子)
   Column③ はじめての出所者支援〔受け入れ施設編〕――施設入所での様子から(福田和洋) 


 Step2 ソーシャルワーカーとしての支援スキルを身につける

  第4章 面接技法を修得する――動機づけ面接を中心に(坂東 希)
   Column④ 刑務所での改善指導をどう考えるか(田中綾子)
  第5章 入口支援のあり方を修得する――情状証人に立つときの心得(飯田智子)
   Column⑤ 弁護士は更生支援計画をどう考えるか(関 夕三郎)


 Step3 クライエントの罪種から考える

  第6章 窃盗事犯にどう対応するか(掛川直之)
   Column⑥ 刑事裁判と被告人の更生――裁判官は更生支援計画をどう考えるか(菱田泰信)
  第7章 薬物・アルコール依存症にどう対応するか(深谷 裕)
   Column⑦ 医療機関での治療につなげる(久保田邦子)
  第8章 性加害行為にどう対応するか(我藤 諭)
   Column⑧ 行政機関との連携を考える(青木志帆)
  終 章 刑事司法ソーシャルワークに取り組む(掛川直之)
   Column⑨  支援することの暴力性と向き合う(橋本恵一)