本の特送便 梅書房 > > チャイルド・デス・レビュー 子どもの命を守る「死亡検証」実現に挑む
978-4-8451-1791-8 チャイルド・デス・レビュー 子どもの命を守る「死亡検証」実現に挑む | ||
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【内容】 保育園、学校、河川、通学路…… 園バス置き去りや不審死などあいつぐ子どもの「死」を防ぐために。 遺族・医師・専門家たちの闘いを追ったノンフィクション! チャイルド・デス・レビュー(CDR)=「予防のための子どもの死亡検証」。 死の原因を突きとめ、予防・対策をすることで、死亡率を減らすための取り組みを指す。 日本では「不慮の死」が子どもの死因の上位を占めているにもかかわらず、死因究明は不十分なままだ。 「二度と同じような不幸な子どもが出ないために」――。 のこされた遺族、死に立ち会った医師、海外のCDRを知る研究者らは、独自に子どものいのちを守る取り組みをしてきた。 2023年4月に創設される「こども家庭庁」でCDRに取り組むと岸田首相が発表。 こども家庭庁の「試金石」となる政策になる。 CDR実現を目指してきた関係者たちに、なぜCDRが必要なのか、 なぜいままで実現できなかったのか、課題とはなにか、取材をした。 |
【目次】 はじめに 第1章 子どもの死の真実が知りたい わが子との突然の別れ。親たちに待っていたのは、悲しみだけではなかった。 「この子は、なぜ死ななければならなかったの?」。 思いもよらない苦悩の日々が始まった。 第2章 CDRで命は救えるか 日本で導入されようとしているCDR。 数十年先を行く米国では効果をあげているものの、日本での成功は未知数だ。 そもそも死因検証を行う以前に、ある課題が残っていた。 第3章 先駆者に聞くCDRの課題 日本のCDR導入には課題が少なくない。 「導入は無理」とまで言われる壮大な挑戦に挑むとしたら、何が必要なのか。 米国のCDRを経験した小児科医らが語った答えとは。 第4章 悲劇を繰り返さないための闘い CDRという制度がなくても、日本では遺族や専門家らが長年、 子どもの死亡の原因究明と再発防止に取り組んできた。 深い悲しみと決意から生まれた闘いは、今も続いている。 第5章 「こども家庭庁」でCDRは実現するか 「CDRを実現させる最後の一押し」。 こども家庭庁の創設を、そう表現する人もいる。 CDR導入を長年にわたって求めてきた人々は今、何を思っているのか。 おわりに ❖CDRに関する7都道府県アンケート |