本の特送便 梅書房 > > 捕虜収容所・民間人抑留所事典 ―日本国内編―
978-4-86369-741-6 捕虜収容所・民間人抑留所事典 ―日本国内編― | ||
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【内容】 1 日本全国の連合軍捕虜収容所と民間人抑留所をすべて網羅 日本国内に存在した130か所の連合軍捕虜収容所と29か所の民間人抑留所をすべて網羅、収録した。 2 捕虜収容所・民間人抑留所ごとの詳細な事実の記録 どこの国の捕虜が何人きて、どんな生活を送ったのか。何人亡くなり、何人帰国できたのか、捕虜収容所や抑留所はどこにあったのか。横浜軍事裁判で裁かれた収容所関係の日 本人はどのような理由でいかなる裁きを受けたのか。それらの事実をGHQの公文書をベースに、捕虜の手記、地元での記録、本人や関係者からの聞き取りなど多種多様な資料、情報源から事実を一つひとつ掘り起こした詳細な記録。 3 各施設跡を訪問できるような地図を収録 各収容所、抑留所のトップページに施設跡と目印になるものを示す詳細な地図を収録し、読者が捕虜収容所や抑留所施設跡を訪問できるように努めた。 4 第1部で捕虜問題全般、捕虜収容所、民間人抑留所についての概説を掲載した 捕虜問題全般、とりわけ日本が抱えてた問題等について丁寧に執筆していただいた。捕虜収容所、民間人抑留所の概説のほか、捕虜を輸送した輸送船、撃墜された連合軍飛行機の捕虜などについての論考も掲載した。 5 出典・参考文献を巻末に収容所・抑留所ごとに記載 各捕虜収容所や抑留所ごとに出典・参考文献を記載し、出典参考文献だけで100頁に及ぶ。 6 事項索引、人名索引、地名索引を巻末に付した 7 探求学習に最適の資料集 現在大学以下、すべての教育段階で探求学習重視に移行。本事典は特に平和学習や地域研究をテーマにした「探求学習」の参考資料として最適の資料集となっている。 |
【目次】 刊行にあたって この事典の編集方針 〔総論〕捕虜、その処遇を巡る闘い 本土空襲の墜落米軍機と捕虜飛行士 〔概説〕日本国内の捕虜収容所 ≪捕虜収容所≫ 函館地区 仙台地区 東京地区 名古屋地区 大阪地区 広島地区 福岡地区 ≪民間人抑留所≫ 太平洋戦争下の民間人抑留 ≪コラム≫ 捕虜輸送船の沈没 泰緬鉄道と捕虜 赤十字の訪問 赤十字救恤品とその輸送方法について 通信(手紙・電報・ラジオ) 脱走捕虜の処罰 空襲・原爆・艦砲射撃による収容所の被害と死者 英連邦戦死者墓地 救援物資投下作戦 収容所・抑留所跡の慰霊碑や説明板 銘々票 軍属 元捕虜の反日行動への日本政府の対応 イタリア休戦宣言後におけるイタリア軍人の動向 捕虜の帰還 重願寺 ≪参照資料一覧≫ ジュネーブ条約 ポツダム宣言 軍令/軍政組織図 俘虜取扱規則 外地収容所地図 外地収容所一覧表 俘虜移管概見表 捕虜輸送船・全リスト 内務省警保局「外事関係非常措置に関する件」1941.11.28 内務省警保局「抑留敵国人取扱要綱」1942.1.30 内務省警保局「抑留強化の通牒」1942.8.18 内務省通牒「抑留敵国人処遇取締基準」1943.2 人名索引 地名索引 事項索引 |