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本の特送便 梅書房 > 弁護士と精神科医が答える学校トラブル解決Q&A
978-4-86412-192-7 弁護士と精神科医が答える学校トラブル解決Q&A
弁護士と精神科医が答える学校トラブル解決Q&A
¥2,530   在庫有り
佐藤香代/編
三坂彰彦/編
佐藤克彦/編

子どもの未来社

2021年3月

教育/教育問題


個数

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【内容】

法と心の基礎知識が身につき、トラブル解決に確実にアプローチする手法を伝授。特に「いじめ」「学校の責任が問われやすいトラブル」「特別な配慮を要する子どもたち」「対応が難しい保護者要求」等に答える教師必携の1冊。

法律を元にした具体的な対応と、子どもや親の精神面への対応を、弁護士と精神科医が答えます。学校で必ず役に立つ一冊。どんなトラブル解決も、合言葉は「子どもたちを中心に据えて!」です。


【目次】

はじめに


第1章 学校トラブル解決に求められる視点

 1  教育現場に法律がやってきた! 
  教育活動の「法化」とそのポイント
 2 「子どもの最善の利益」を道しるべに
  学校トラブルをひも解くためのヒント
 3 解決に「役立つ」方法を探す
  プラグマティズムのススメ


第2章 学校トラブル対応の全体像

 1 保護者対応の心がまえ
  精神科医の視点から
 2 保護者から相談・要望・苦情
  初期対応のポイント
 3 チームで対応を考える
  複数での対応と多職種での対応
 4 事実の調査はどのように進めるか
  事実確認はトラブル対応の第一歩
 5 トラブルの背景の「見立て」とは?
  問題の在り処とアプローチ方法を見つけ出すための“地図”作り
 6 不登校を題材にケースを見立てる
  複数の可能性を想定する
 7 「見立て」から「手立て」を導く
  限界設定と対案の提示 
 8 保護者にどう伝えるか?
  面談の準備と留意点


第3章 いじめへの対応

 1 「いじめ防止対策推進法」が求める取り組み
 2 それは「いじめ」なのか? 
  いじめの定義について
 3 当事者がいじめを否定している時は?
  いじめ被害の訴えがない場合の対応
 4 指導に迷う「いじめ」ケース
  いじめた子の課題、いじめられた子の課題
 5 定義にあてはまるが、指導は必要か?
  法の定義と社会通念上のいじめとのズレ
 6 犯罪的ないじめと警察との連携は?
  刑法に触れるいじめへの対応
 7 いじめ「重大事態」にあたるケースとは?
  「重大事態」としての対応


第4章 教師や学校の責任が問われやすいトラブル

 1 学校の負う「安全配慮義務」とは?
  事故防止のために学校がすべきこと
 2 子ども同士の事故、学校に求められる対応は?
  事故の見立てと整理のポイント
 3 教師が子どもにケガをさせた!
  体罰の訴えがあった時の対応
 4 教師の言動で子どもが傷ついた場合は?
  不適切言動の法的問題と対処法を考える
 5 自主退学を促す根拠と限界
  自主退学(進路変更)の勧告の法的位置づけと留意点
 6 校則に基づく生徒指導の限界は?
  生徒指導の思わぬ法的な落とし穴


第5章 特別な配慮を要する子どもたちの問題

 1 配慮が足りないとの訴えがあったら?
  合理的配慮をどう考えるか
 2 長期化する不登校の子どもへの対応
  発達障害が背景にある場合の留意点
 3 加害行為に発展した場合
  当事者及び周囲への対応

 4 虐待から子どもたちを守るための学校の役割は?
  児童虐待の早期発見と通報
 5 虐待通報後の学校の役割は?
  虐待が明らかになった後の対応の留意点
 6 就学先をどう決める?
  当事者の希望と合理的配慮との関係
 7 外国籍の子どもたちへの配慮は?
  受け入れる際の留意点
 8 性的マイノリティの子どもへの配慮は?
  性的マイノリティに関する法と支援


第6章 特に対応が難しい保護者要求
 1 「話せばわかる」、ではなかった場合 
  精神科医の視点から
 2 録音・文章要求・長時間電話・第三者同伴・懲戒要求
  弁護士の視点から


第7章 学校を取り巻くそのほかの問題 Q&A

 1 個人情報の取扱い
 2 学校教育と著作物の取扱い
 3 ネット上での匿名の誹謗中傷への対応策
 4 給食費未納への対応
 5 少年事件の流れ
 6 子ども本人の虐待通告と保護者からの開示要求


おわりに 補足として