本の特送便 梅書房 > > 弁護士と精神科医が答える学校トラブル解決Q&A
978-4-86412-192-7 弁護士と精神科医が答える学校トラブル解決Q&A | ||
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【内容】 法と心の基礎知識が身につき、トラブル解決に確実にアプローチする手法を伝授。特に「いじめ」「学校の責任が問われやすいトラブル」「特別な配慮を要する子どもたち」「対応が難しい保護者要求」等に答える教師必携の1冊。 法律を元にした具体的な対応と、子どもや親の精神面への対応を、弁護士と精神科医が答えます。学校で必ず役に立つ一冊。どんなトラブル解決も、合言葉は「子どもたちを中心に据えて!」です。 |
【目次】 はじめに 第1章 学校トラブル解決に求められる視点 1 教育現場に法律がやってきた! 教育活動の「法化」とそのポイント 2 「子どもの最善の利益」を道しるべに 学校トラブルをひも解くためのヒント 3 解決に「役立つ」方法を探す プラグマティズムのススメ 第2章 学校トラブル対応の全体像 1 保護者対応の心がまえ 精神科医の視点から 2 保護者から相談・要望・苦情 初期対応のポイント 3 チームで対応を考える 複数での対応と多職種での対応 4 事実の調査はどのように進めるか 事実確認はトラブル対応の第一歩 5 トラブルの背景の「見立て」とは? 問題の在り処とアプローチ方法を見つけ出すための“地図”作り 6 不登校を題材にケースを見立てる 複数の可能性を想定する 7 「見立て」から「手立て」を導く 限界設定と対案の提示 8 保護者にどう伝えるか? 面談の準備と留意点 第3章 いじめへの対応 1 「いじめ防止対策推進法」が求める取り組み 2 それは「いじめ」なのか? いじめの定義について 3 当事者がいじめを否定している時は? いじめ被害の訴えがない場合の対応 4 指導に迷う「いじめ」ケース いじめた子の課題、いじめられた子の課題 5 定義にあてはまるが、指導は必要か? 法の定義と社会通念上のいじめとのズレ 6 犯罪的ないじめと警察との連携は? 刑法に触れるいじめへの対応 7 いじめ「重大事態」にあたるケースとは? 「重大事態」としての対応 第4章 教師や学校の責任が問われやすいトラブル 1 学校の負う「安全配慮義務」とは? 事故防止のために学校がすべきこと 2 子ども同士の事故、学校に求められる対応は? 事故の見立てと整理のポイント 3 教師が子どもにケガをさせた! 体罰の訴えがあった時の対応 4 教師の言動で子どもが傷ついた場合は? 不適切言動の法的問題と対処法を考える 5 自主退学を促す根拠と限界 自主退学(進路変更)の勧告の法的位置づけと留意点 6 校則に基づく生徒指導の限界は? 生徒指導の思わぬ法的な落とし穴 第5章 特別な配慮を要する子どもたちの問題 1 配慮が足りないとの訴えがあったら? 合理的配慮をどう考えるか 2 長期化する不登校の子どもへの対応 発達障害が背景にある場合の留意点 3 加害行為に発展した場合 当事者及び周囲への対応 4 虐待から子どもたちを守るための学校の役割は? 児童虐待の早期発見と通報 5 虐待通報後の学校の役割は? 虐待が明らかになった後の対応の留意点 6 就学先をどう決める? 当事者の希望と合理的配慮との関係 7 外国籍の子どもたちへの配慮は? 受け入れる際の留意点 8 性的マイノリティの子どもへの配慮は? 性的マイノリティに関する法と支援 第6章 特に対応が難しい保護者要求 1 「話せばわかる」、ではなかった場合 精神科医の視点から 2 録音・文章要求・長時間電話・第三者同伴・懲戒要求 弁護士の視点から 第7章 学校を取り巻くそのほかの問題 Q&A 1 個人情報の取扱い 2 学校教育と著作物の取扱い 3 ネット上での匿名の誹謗中傷への対応策 4 給食費未納への対応 5 少年事件の流れ 6 子ども本人の虐待通告と保護者からの開示要求 おわりに 補足として |