978-4-86686-027-5
日本軍「慰安婦」、教育に介入する政府の対応を問い質す 歴史から学ぶとは何か
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【目次】 はじめに 1.はじめに=歴史認識を問う そもそも閣議決定とは何か/日本軍「慰安婦」問題とメディア/政治による歴史改ざん 2.「従軍慰安婦」から「慰安婦」、その変転を見る 3.日本政府の姿勢を追う 日本軍「慰安婦」問題の構図/「証拠がない」の登場/ 別次元の吉田証言を利用/不都合な資料は無視/警察の協力の証拠も/ 戦犯裁判も証す強制連行/諸学会も政治家を批判 4.河野談話への政府の態度を検証する 河野談話「継承」も否定/論点をずらし正当化する安倍内閣/ 談話に抱えるジレンマ/「内容は妥当」と結論/ 本質無視は通じない/歴代政権が河野談話を否定できない理由/ 人権に対する意識を問う 5.教育への対応を検証する 閣議決定から教科書会社への「異例」の説明会へ/訂正勧告への各社の対応/ 民主国家の原則捨て去る/「自由な教育は、民主的な社会の礎だ」/ 山川出版社の記述に危機感/閣議決定につくる会の協力/再発防止こそが大事 6.教科書訂正強要への抗議声明、談話 検討基準の改定撤回を 7.ラムザイヤーに反論する * 人権侵害無視した立論―吉見義明中央大学名誉教授 文献資料の扱い不適当―小野沢あかね立教大学教授 英語圏の研究者も注目―茶谷さやかシンガポール国立大学助教授 8.「歴史戦」を検証する 世界遺産推薦をめぐる騒動/安倍氏ら「歴史戦」主張 * 真実に国境は関係ない―山崎雅弘氏 「国益損ねる」恐れも―能川元一氏 日本研究の今後に不安―山口智美氏 9.資料・文献案内 10.あとがき=教育への政治介入は許されない |
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