本の特送便 梅書房 > > 自衛官と家族の心をまもる 海外派遣によるトラウマ
978-4-87154-195-4 自衛官と家族の心をまもる 海外派遣によるトラウマ | ||
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【内容】 戦争がもたらす影響について国民的理解があるとは言えないまま、自衛隊海外派遣は回を重ね、すでに深刻な影響が出ています。イラク帰還自衛官の高い自殺率、南スーダンPKOでも帰還後すぐに自殺の報道がありました。 私たち「海外派遣自衛官と家族の健康を考える会」は、トラウマやPTSDの理解を広め、何より高い自殺率を食い止めたいと願っています。 本書が、戦争トラウマとどう向き合うべきかを考えるための一助となれば幸いです。 |
【目次】 はじめに 序 章 当会設立経緯と目的 高遠 菜穂子 第Ⅰ部 見過ごされてきた戦争トラウマ 第1章 アジア・太平洋戦争と戦争神経症 細渕 富夫 第2章 戦争が日本兵と家族にもたらした心の傷 中村 江里 第3章 沖縄戦によるPTSD 蟻塚 亮二 第4章 引き継がれる傷跡― 精神科が聞いた語り 五十嵐 善雄 第5章 戦争トラウマ― 高齢者臨床の現場から 田村 修 第Ⅱ部 現代の紛争と自衛官のトラウマ 第6章 もう一つの戦争トラウマ― 外傷性脳損傷(TBI) 第7章 イラク・南スーダンの事例から考える自衛隊のメンタルヘルス 布施 祐仁 第8章 海外派遣を求められる自衛隊員と家族を思う 佐々木あずさ 第Ⅲ部 戦争が私たちにもたらす長期的影響 第9章 巻き込まれる家族― イラク派遣以降から見えてくること 福浦 厚子 第10章 AI戦争兵器でコンバット・ストレスはなくなるか? 野田 哲朗 参考文献・映像作品一覧 戦争とトラウマ/コンバット・ストレスについて理解を深めるために |