本の特送便 梅書房 > > 「近現代史」を子どもにどう教えるか
978-4-87498-887-9 「近現代史」を子どもにどう教えるか | ||
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【内容】 近現代史について── 「学校で習ったけど複雑すぎて全体のイメージがつかめていない」 「入試前に駆け足で習ったためあまり記憶にない」 「高校で日本史を履修しなかったので、中学校レベルの知識しかない」 と思っている人が多いのではないでしょうか。 多くの日本人がこのような「空白感」「欠落感」を抱えているにもかかわらず、現在の生活様式、ものの考え方に直接大きくかかわっているのが「近現代史」です。特に中国や韓国、東南アジアといった近隣諸国との関係は「近現代史」を抜きに語ることはできません。 本書は長年、中学校社会科教師を務めてきた著者が、《これだけは学んでおきたい「近現代史」20のテーマ》を厳選して執筆しました。 |
【目次】 prologue1 なぜ「近現代史」を学ぶことが重要なのか prologue2 なぜ「近現代史」を教えることは難しいのか column 狙われた「慰安婦」問題の授業 第Ⅰ部 これだけは学んでおきたい「近現代史」 1 「北は北海道から南は沖縄まで」──植民地帝国を目指した明治維新 2 征韓論・脱亜論──隣国・隣人へのまなざし 3 日清・日露戦争は「日本を守る戦争」だった? 4 韓国の植民地化──「韓国併合」の実態を知る 5 3・1独立運動──「独立宣言」の世界史的意義を知る 6 関東大震災と朝鮮人虐殺 7 中国侵略戦争① 傀儡国家「満州国」──五族協和・王道楽土の実態 8 中国侵略戦争② 南京大虐殺を記憶する column 日中の架け橋になった人びと 9 「慰安婦」問題ってなんだろう 10 〝捨て石〟作戦の島① 沖縄戦とはどんな戦争だったのか column 「集団自決」をめぐって起きた裁判 11 特 攻──必ず死なないといけない作戦 12 孤児になった子どもたち 13 戦没者の慰霊と「靖国問題」 14 「戦争は終わっていない」ってどういうこと?──戦後補償問題とは何か column 徴用工問題とは何か 15 〝捨て石〟作戦の島② 軍事植民地としての沖縄 16 戦争に反対するって当たり前じゃないの?──非戦の系譜 17 「富国強兵」「殖産興業」は公害のはじまり column 公害は終わっていない 18 ハンセン病問題から何を考えたらよいのか 19 政治参加を求めた女性たち 20 核のない世界へ 第Ⅱ部 歴史教育と歴史学 1 学校の誕生と教科書の役割 2 なぜ「歴史」を学ぶのか 3 近代日本一五〇年の歩みを考える 4 歴史修正主義と歴史教科書──教科書から消される「加害の事実」 あとがき |
【おすすめ】 これだけは学んでおきたい近現代史20のテーマ。近隣諸国に対する侵略戦争と植民地支配、特攻、「慰安婦」問題、戦後補償、公害など、この国の未来のために「近現代史」を学ぼう! |