本の特送便 梅書房 > > 自治体民営化のゆくえ 公共サービスの変質と再生
978-4-88037-707-0 自治体民営化のゆくえ 公共サービスの変質と再生 | ||
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【内容】 住民のための公共サービスを求めて 自治体民営化はどこに向かっていくのか。政府は公共サービスの民営化を進める法律を次々とつくり、住民をないがしろにした企業偏重の政策を展開している。PFIや指定管理者制度、地方独立行政法人等の仕組みと問題点を明らかにして、役所の窓口業務、図書館を初め公共施設の実態、そして医療、水道、保育の現状を検証する。公共サービスの変質を指摘し、主権者である市民による再生への取組みを紹介。 |
【目次】 はしがき Ⅰ 自治体民営化を進める法制度 1 自治体民営化を進める法制度のあらまし 2 「公共サービス」を考える視点 3 政府が推進する自治体民営化 4 自民党憲法草案にみる福祉国家の変質 5 世界で進む「再公営化」 Ⅱ PFIの現状と課題 はじめに 1 PFIとは 2 PFI法とは 3 これまでの実施状況 4 多くの問題事例 5 相次ぐ法改正による拡大 6 PFI事業契約の実例─都立がん・感染症センター 7 運営権(「コンセッション」)契約の実際 8 変化の激しい時代にふさわしくないPFI・コンセッション Ⅲ 公の施設の指定管理者 1 公の施設の指定管理者制度の仕組み 2 公の施設の指定管理者制度の運用状況 3 指定管理者制度の問題点 4 発生する問題の根本問題と総務省の対応 5 最近も続く問題 6 指定管理者制度の根本問題は解消していない Ⅳ 地方独立行政法人 1 地方独立行政法人の特徴 2 制度の仕組み 3 地方独立行政法人の問題点 4 窓口業務の外部委託の問題と地方独立行政法人法改正 5 地方独立行政法人の実例 Ⅴ 民営化の問題点と守られるべき公共サービスの質 1 窓口業務 2 体育施設・都市公園 3 図書館 4 医療 5 水道 6 保育 |