本の特送便 梅書房 > > 都構想の真実 「大阪市廃止」が導く日本の没落
978-4-89992-072-4 都構想の真実 「大阪市廃止」が導く日本の没落 | ||
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【内容】 大阪都構想 住民投票(11/1)目前! 日本の未来の民主政治のあり方とは!? “明るく強靭な日本”を自分たちの手で実現し続けるため、必読の書!! |
【目次】 □はじめに 都構想の是非は民主政治のあり方につながる □第一章 なぜ、否決された住民投票が復活したのか? ・繰り返される住民投票 ・維新と公明党が何を考えていたのか? ・「都構想で大阪は成長し東京と同格になる」という「幻想」 ・「大阪都構想」とは大阪市民の自治を廃止する「百害あって一利なし」な改革 ・そもそも日本の行政は「三重行政」を行うのが基本の形 ・「知らない人」が賛成し「知っている人」が反対する、という「詐欺」の構造 □第二章 大阪都構想:知っておいてもらいたい「7つの事実」 ・11月1日に,「住民投票」があります ・大多数の無関心と,一部で巻き起こる「賛成派vs反対派」論争 【事実1】今回の住民投票で決まっても,「大阪都」にならず「大阪府」のまま。 【事実2】今の「都構想」は,大阪市を四つの特別区に分割する「大阪市四分割」の構想です。 【事実3】大阪市民は、年間2000億円分の「おカネ」と「権限」を失います。 【事実4】2000億円が様々に「流用」され、大阪市民への行政サービスが低下するのは決定的。 【事実5】特別区の人口比は東京7割,大阪3割。だから大阪には東京のような「大都市行政」は困難。 【事実6】東京23区には「特別区はダメ。市にして欲しい」という大阪と逆の議論があります。 【事実7】東京の繁栄は「都」の仕組みのおかげでなく,「一極集中」の賜(たまもの)です。 □第三章 大阪都構想:知っておいてもらいたい「7つの真実」 【真実1】「都構想」は「一度やってみて、ダメなら元に戻す…」は絶望的に難しい。 【真実2】 大阪都構想という「大改革」を行うためのコストは莫大にかかる。 【真実3】「都構想」とは、大阪市民が自分たちの『自治』を失う話なのです。 【真実4】 いろんな行政の手続きが「三重化」して複雑化します。結果、行政サービスが低下することは決定的です。 【真実5】「都構想」の実現で、大阪の都心のまちづくりが停滞し、大阪全体が「ダメ」になることは、決定的です。 【真実6】 「都構想」は、大阪という大切な「日本の宝」の喪失をもたらします。 【真実7】 「大阪の発展」に必要なのは、「改革」でなく「プロジェクト」である。 ・「二重行政」の「解消効果額」は、どのように変遷していったのか ・「ニアイズベター」や「ワン大阪」について □第四章 「大(だい)大阪」が日本を救う ・大(だい)大阪の繁栄と、今日の大阪凋落 ・東京を中心とした「新幹線ネットワーク」が築き上げた「東日本巨大都市圏」 ・新幹線が無いせいで、築き上げそこなった「大(だい)大阪」都市圏 ・新幹線がつくり上げる、「大(だい)大阪」圏 ・大阪のパワーを「内向きの改革」でなく「外向きのプロジェクト」に投入する ・リニアの名古屋大阪同時開業 ・「北陸・関空・四国」縦貫新幹線構想(1):「北陸接続」が「大(だい)大阪」形成の第一歩 ・「北陸・関空・四国」縦貫新幹線構想(2):「四国接続」を急げ ・「北陸・関空・四国」縦貫新幹線構想(3):「北陸・四国」新幹線を、関空につなげ ・西日本におけるさらなる新幹線プラン ・国家プロジェクトの中に「大(だい)大阪」圏の形成を位置づけよ ・「大(だい)大阪」圏をつくり上げるための、効率的な「防災投資」:友ヶ島プロジェクト ・新大阪・ウメキタ再開発:「大(だい)大阪」コア形成プロジェクト ・「大(だい)大阪」が日本を救う |
【おすすめ】 2015年の住民投票で、大阪市民は自らの自治を廃止することについて「No」の判断を下した――なぜ、否決された住民投票が復活したのか? 大阪都構想が実現すれば、現在の大阪市のカネ(約2000億円)と権限が大阪府に吸い上げられ、その分、大阪市民のサービス水準が下落することは間違い無い。 ”都構想=大阪市廃止解体構想”についての住民投票における理性的な投票判断こそが、「強く豊かな大阪」を作るうえで、決定的に重要である。 疲弊しつつある大阪を立て直すために、大阪のみならず、関西全域の産、官、学のあらゆる関係者のやる気を少しずつ引き出し、チームを作り上げ、強化することは不可能ではない! 最終的に、東京を中心とした東日本巨大都市圏に匹敵する「大(だい)大阪」都市圏で大阪は飛躍的に発展。その形成に必要なのは「投資」だ! |