本の特送便 梅書房 > > 反ヘイト・反新自由主義の批評精神 いま読まれるべき〈文学〉とは何か
978-4-909281-12-8 反ヘイト・反新自由主義の批評精神 いま読まれるべき〈文学〉とは何か | ||
¥2,200 | ||
|
||
お問合せ・ご注文 口コミを見る(0) |
【内容】 “批評”は停滞と閉塞を打ち破る。アイヌ民族・沖縄・原発などをめぐってSNSで欺瞞がはびこり、「極右」「オタク(萌え)」「スピリチュアル」な言説がもてはやされるなかで、気鋭の文芸批評家が放った渾身の“一矢”。 |
【目次】 1 ネオリベラリズムに抗する批評精神 真空の開拓者―大江健三郎の「後期の仕事」 「核時代の想像力」と子どもの「民話」―『はだしのゲン』への助太刀レポート ほか 2 ネオリベラリズムを超克する思弁的文学 青木淳悟―ネオリベ時代の新しい小説 「饒舌なスフィンクス」からの挑戦状―青木淳悟『匿名芸術家』 ほか 3 北方文学の探求、アイヌ民族否定論との戦い 小熊秀雄を読む老作家・向井豊昭を読む 夷を微かに希うこと―向井豊昭と木村友祐 ほか 4 沖縄、そして世界の再地図化へ 沖縄の英文学者・米須興文の「二つの異なった視点」―主に『ベン・ブルベンの丘をめざして』収録文から考える 移動と語りの重ね書きによる世界の再地図化―宮内勝典『永遠の道は曲りくねる』 |