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本の特送便 梅書房 > 痴漢とはなにか 被害と冤罪をめぐる社会学
978-4-909910-01-1 痴漢とはなにか 被害と冤罪をめぐる社会学
痴漢とはなにか 被害と冤罪をめぐる社会学
¥2,640   在庫有り
牧野雅子/著

エトセトラブックス

2019年11月

社会/社会学/現代社会


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【内容】

戦後から現在までの雑誌や新聞記事を分析し、これまで痴漢がどう捉えられ、社会の意識がどうつくられてきたかを読みとく、これまでなかった痴漢研究の書。


【目次】

1 事件としての痴漢
 痴漢事件はどのくらい起こっているのか
 痴漢事件はどう捜査されるか
 痴漢を取り締まる条例

2 痴漢の社会史―痴漢はどう語られてきたのか
 戦後から一九六〇年代~電車内痴漢という被害
 一九七〇年代~悩まされる女性たち
 一九八〇年代~文化と娯楽としての痴漢
 一九九〇年代~痴漢ブームと取締りの変化
 二〇〇〇年以降~痴漢冤罪と依存症へ

3 痴漢冤罪と女性専用車両
 いま、冤罪ばかりが語られる理由
 女性専用車両をどう考えるか


【おすすめ】

なぜ日本では「痴漢」という性犯罪が、こんなにも日常化しているのか? そして、「被害」の対で語られるべき「加害」ではなく、なぜ今「冤罪」ばかりが語られるのか? 戦後から現在までの雑誌や新聞記事を分析し、これまで痴漢がどう捉えられ、社会の意識がどうつくられてきたかを読みといていく、これまでなかった「痴漢」研究の書。前提を共有し、解決策を考えていくために必読の一冊。