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9784006003692 歴史のなかの新選組 | ||
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【内容】 新選組にまつわる記述はどこまでが史実でどこからが虚構なのか?激動の幕末維新期に異彩を放ち、今なお多くの人を惹きつけてやまない新選組の実像に、維新史研究の第一人者が信頼に足る諸史料を駆使して迫る。幕末期のダイナミックな構造の中に不可欠の要素として新選組を改めて位置づけた画期的な“新選組史論”。研究の進展を踏まえた増補版。「浪士組・新徴組隊士出身地別一覧表」を付載。 |
【目次】 問題の所在 幕末の政治過程をどう見るか 一会桑政権と近藤勇 有志集団としての浪士組・新選組 八月一八日事件以前の壬生浪士組の特徴 新選組の性格の多重化 超法規的武装集団化 他の諸集団との対立・抗争 「死さざれば脱隊するを得ず」 組織矛盾とその展開 史実と虚構の区別と判別 新撰組研究の史料論 結論 その後の新撰組研究 |