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本の特送便 梅書房 > 児童虐待から考える 社会は家族に何を強いてきたか 朝日新書
9784022737434 児童虐待から考える 社会は家族に何を強いてきたか 朝日新書 新製品
児童虐待から考える 社会は家族に何を強いてきたか 朝日新書
¥821   在庫有り
杉山春/著
朝日新聞出版
2017年12月
新書・選書/教養


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【内容】

子どもを育てられなくなった親たち。誰が「家族」を壊しているのか?年間10万件を突破し、今なお児童虐待は増え続けている。困窮の中で孤立した家族が営む、救いのない生活。そこで失われていく幼い命を、なぜ私たちの社会は救うことができないのか?数々の児童虐待事件を取材した著者が、その背景にある日本社会の家族規範の変容を追いながら、悲劇を防ぐ手だてを模索する。


【目次】

第1章 ルポ 厚木男児遺体放置事件
第2章 「近代家族」という呪縛―二つの虐待事件を追って
第3章 国家と家族のあいだで―「満州女塾」再考
第4章 社会につながれない「ニューカマー」たち―川崎中1殺害事件の深層にあるもの
第5章 育児は母親だけの義務か?―母性から降りる、共同体で支援する
付録 誤解される「子どもの精神障害」―児童精神科医・滝川一廣さんとの対話
終章 家族はどこへ向かうのか―虐待予防の現在、そして新しい家族の形のために