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9784044000714 江戸の高利貸　角川ソフィア文庫

¥907

北原進／〔著〕 ＫＡＤＯＫＡＷＡ 2017年7月 文庫／日本文学／角川文庫ソフィア 個数 0 1 2 3 4 5

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【内容】 蔵米取の旗本・御家人１万数千人を相手に、俸禄米を対象とする高利貸金融をわずか百人ほどで独占した札差。金を貸した恩を利用し、返済不能にして証文を書き替えさせ、最後の月はひと月分二重取りまでして莫大な利益を得ていた。しかし、幕府の基盤を揺るがすこのシステムは永くは続かなかった。高利貸の成立と繁栄、武士の困窮と借金棒引きの歴史を丁寧に解説。粋や通の文化を生んだ札差から、知られざる江戸の姿を描き出す。

【目次】 ニッポン高利貸資本論 札差の登場 十八大通 棄捐令 文化・文政の繁栄と天保改革 維新、そして滅亡

【おすすめ】 「札差」なくして、お江戸なし。粋や通の文化を生んだ金貸商人の実態とは。　江戸時代の金融の流れを紹介しつつ、武士社会になくてはならなかった高利貸の成立と繁栄、金を借りた武士の困窮と借金の棒引きの歴史を解説。「粋」や「通」の文化を生んだ金貸し商人の実態とは。