本の特送便 梅書房 > > 核兵器と原発 日本が抱える「核」のジレンマ 講談社現代新書
9784062884587 核兵器と原発 日本が抱える「核」のジレンマ 講談社現代新書 | ||
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【内容】 北朝鮮の「核の脅威」にどう対峙すべきか?「核の傘」は日本国民を本当に守ってくれるのか?世界の原子力産業は衰退期に入ったのに、なぜ自民党はその流れに「逆行」するのか?原子力委員会の元委員長代理がはじめて明かした、「核」の真実! |
【目次】 第1章 巨大エネルギーの「光と影」 ――核兵器と原発の密接な関係 第2章 衰退期に入った世界の原子力産業 ――原発の何が問題なのか 第3章 63年ぶりに危機的状況となった「終末時計」 ――「核の脅威」にどう対処すべきか 第4章 「核の傘」は神話に過ぎない ――「核抑止」論から脱却するには |
【おすすめ】 人類滅亡まであと2分半――。 世界終末時計が63年ぶりとなる「危機的状況」を指している今、 私たちはどうすればいいのか。 原子力委員会の元委員長代理がはじめて明かした、日本の「核」の真実! 北朝鮮の「核の脅威」にわれわれはどう対峙すべきか? 「核の傘」は日本国民を本当に守ってくれるのか? 世界の原子力産業は衰退期に入ったのに、なぜ自民党はその流れに「逆行」するのか? 今、日本の原子力政策は、福島事故の教訓を忘れ、限界と矛盾に満ちたまま、前に進もうとしている。それに加え、核兵器廃絶という、被爆国日本がもっとも熱心に取り組まなければならない課題への大きな障害にもなっている。 一方で、北朝鮮の核の脅威が迫る中、米・韓・日は制裁に加え軍事圧力を強めており、北朝鮮情勢はこれまででもっとも緊迫した事態を迎えている。 これに対して、日本や韓国からは、「米国の拡大核抑止力(核の傘)」をさらに強めてほしいとの要請が続き、一部には「独自の核抑止力を持つべき」との意見まで出始めている。 だが、私たちは挑発に乗るのではなく、冷静に考えてみる必要があるのではないだろうか。 本書は、核分裂のしくみから、核軍縮の国際的枠組みに至るまで、 幅広い課題を扱っている。北朝鮮の核問題、トランプ大統領の登場など、最新の課題も取り扱うことができた。 本書が日本の抱える「核」のジレンマについて、少しでも理解を深めるきっかけになれば幸いである。 |