本の特送便 梅書房 > > 「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい
9784065137208 「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい | ||
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【内容】 オウムのドキュメンタリーを撮影して以降、「遺族感情を踏みにじるのか」「被害者のことを考えろ」そうした罵声を著者は浴び続けてきた。しかし、被害者でも遺族でもない彼らがなぜこれほど居丈高になれるのか。オウム真理教と死刑、九・一一と監視社会、排他主義とレイシズム。危機感を煽られ、集団化する日本を撃つ。 |
【目次】 第1章 「殺された被害者の人権はどうなる」このフレーズには決定的な錯誤がある 「殺された被害者の人権はどうなる」このフレーズには決定的な錯誤がある 「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい ほか 第2章 善意は否定しない、でも何かがおかしい 「守らなければ」という思いが、結局、大切な人を殺してしまう 目を背けてはいけない。多くの命が苦しみ、悶えている ほか 第3章 「奪われた想像力」がこの世界を変える どう考えてもおかしい。スリッパを重ねる意味は何だろう 本人がいて、運転免許証もある。それなのになぜ印鑑が必要なのか ほか 第4章 厳罰化では解決できない、この国を覆う「敵なき不安」 毎日が「特別警戒」という矛盾。その弊害は深刻だ 「叫びたし 寒満月の割れるほど」獄中で詠まれたあまりにも悲痛な歌 ほか 第5章 そして共同体は暴走する 「テロとの戦い」、このフレーズを何度耳にしてきたことだろう ナチスの最高幹部であるアイヒマン。彼はいったい誰に従ったのか ほか |
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