本の特送便 梅書房 > > ナチスの「手口」と緊急事態条項 集英社新書
9784087208962 ナチスの「手口」と緊急事態条項 集英社新書 | ||
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【内容】 自民党が、ながらく憲法に加えることを狙ってきた緊急事態条項。災害・テロ発生時への対策だというのが表向きの説明だ。しかし、首相に権限を集中させ、国民の権利を制限するこの条項に別の意図はないのか。 じつはヒトラー独裁の始まりは、ワイマール憲法に書かれた同様の条項だった。憲法学界の重鎮が、ナチ・ドイツ研究の最先端をいく歴史家とこの条項の危うさを徹底的に解明する。 |
【目次】 第1章 緊急事態条項は「ナチスの手口」 ―大統領緊急令と授権法を知る 第2章 なぜドイツ国民はナチスに惹き付けられたのか 第3章 いかに戦後ドイツは防波堤をつくったか ―似て非なるボン基本法の「緊急事態条項」 第4章 日本の緊急事態条項はドイツよりなぜ危険か ―「統治行為論」という落とし穴 第5章 「過去の克服」がドイツの憲法を強くした |
【おすすめ】 ヒトラー独裁を招いた緊急事態条項。 当時、世界で最も民主的だといわれた ワイマール憲法の「落とし穴」が、この条項だったのだ。 では、自民党改憲案の緊急事態条項は、どうなのか? 憲法学界の重鎮が、ナチ・ドイツ研究の第一人者とともに 「独裁の始まり」とは何かを徹底解明する! 「憲法問題を正しく冷静に考えるための必読書です。」 木村草太氏(首都大学東京法学系教授・憲法学者) |