本の特送便 梅書房 > > メディアは誰のものか 「本と新聞の大学」講義録
9784087210699 メディアは誰のものか 「本と新聞の大学」講義録 | ||
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【内容】 既存メディアへの信頼度が低下し、「マスゴミ」と呼ばれるようになって久しい。一方で、ネットやソーシャルメディアには「フェイクニュース」「ポスト・トゥルース」といった言葉が飛び交い、真偽不明の情報が浮遊する。メディア不信ばかりが募っていく現在、朝日新聞社と集英社の共同公開講座「本と新聞の大学」(第六期)では、この問題に真正面から向き合った。放送、新聞、ネット等で活躍する識者たちがメディア不信の病巣の本質を探り、それらを乗り越えていく可能性を探る。 |
【目次】 第1回 基調講演 縮むマスメディア(一色清×姜尚中) 第2回 「わかりやすさ」への努力と陥穽(池上彰) 第3回 メディアと権力(青木理) 第4回 ソーシャルメディアが変えた世界とその行方(津田大介) 第5回 何がテレビ報道をダメにしたのか?(金平茂紀) 第6回 日本における「メディア不信」、その行方(林香里) 第7回 フェイクニュースの正体―ネット・メディア・社会(平和博) 第8回 総括講演 メディアは誰のものなのか?(姜尚中×一色清) |
【おすすめ】 テレビ、新聞、出版、ソーシャルメディアの最前線で活躍する識者が総結集。「メディア不信」を乗り越える道を探る!今あらためて気付かされるのは、エスタブリッシュメントとなった新聞などの活字メディアと、キー局を中心とするテレビ・メディアの「斜陽化」であり、ネットの仮想空間も含めて、メディアの恐ろしいほどの多様化が進み、アナーキーなほど無秩序に真偽不明の情報が飛び交っているにもかかわらず、同時に人々の言動がステレオタイプ化しつつある奇妙な現実である。このジョージ・オーウェルの「1984」的世界をどう読み解いたらいいのか。(姜尚中「まえがき」より) |