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9784121024619 蒙古襲来と神風 中世の対外戦争の真実 中公新書 | ||
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【内容】 鎌倉中期、日本は対外戦争を経験する。二度にわたる蒙古襲来(元寇)である。台風が吹き、文永の役では敵軍が一日で退散し、弘安の役では集結していた敵船が沈み、全滅したとされる。だが、それは事実なのか。本書では、通説の根拠となった諸史料の解釈を批判的に検証。戦闘に参加した御家人・竹崎季長が描かせた『蒙古襲来絵詞』ほか、良質な同時代史料から真相に迫る。根強い「神風史観」をくつがえす、刺激に満ちた一冊。 |
【目次】 序章 神風と近代史 第1章 日宋貿易とクビライの構想 第2章 文永の役の推移 第3章 弘安の役の推移 第4章 竹崎季長の背景 第5章 『蒙古襲来絵詞』をよむ 第6章 その後の日元関係 第7章 遺跡からみた蒙古襲来 終章 ふたたび神風と近代へ |
【おすすめ】 鎌倉中期、外国から二度の攻撃を受けた蒙古襲来。「神風」が吹いたため敵を撃退できたされるが、それは史実か。刺激に満ちた論考。 |