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本の特送便 梅書房 > 日本軍兵士 ―アジア・太平洋戦争の現実
9784121024657 日本軍兵士 ―アジア・太平洋戦争の現実 新製品
日本軍兵士 ―アジア・太平洋戦争の現実
¥886   在庫有り
中公新書 2465
吉田裕/著

中央公論新社
2017年12月
新書・選書/教養



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【内容】

310万人に及ぶ日本人犠牲者を出した先の大戦。実はその9割が1944年以降と推算される。本書は「兵士の目線・立ち位置」から、特に敗色濃厚になった時期以降のアジア・太平洋戦争の実態を追う。異常に高い餓死率、30万人を超えた海没死、戦場での自殺と「処置」、特攻、体力が劣悪化した補充兵、靴に鮫皮まで使用した物質欠乏…。勇猛と語られる日本兵たちが、特異な軍事思想の下、凄惨な体験を強いられた現実を描く。


【目次】

序章 アジア・太平洋戦争の長期化
 行き詰まる日中戦争
 長期戦への対応の不備―歯科治療の場合 ほか

第1章 死にゆく兵士たち―絶望的抗戦期の実態1
 膨大な戦病死と餓死
 戦局悪化のなかの海没死と特攻 ほか

第2章 身体から見た戦争―絶望的抗戦期の実態2
 兵士の体格・体力の低下
 遅れる軍の対応―栄養不良と排除 ほか

第3章 無残な死、その歴史的背景
 異質な軍事思想
 日本軍の根本的欠陥 ほか

終章 深く刻まれた「戦争の傷跡」
 再発マラリア―三〇年以上続いた元兵士
 半世紀にわたった水虫との闘い ほか