9784181649166 学級担任のための「伝わる」話し方 | ||
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【内容】 生徒指導、学級指導、授業での指導や声かけ、保護者対応など、各場面で最適な話し方とは?そんな疑問に答える一冊です。 |
【目次】 はじめに 1章 教師として「身に付けておくべき」話し方の基本 2章 「生徒指導・学級指導」での話し方 3章 「授業」での話し方 4章 「保護者」への話し方 おわりに |
【おすすめ】 僕は話し方の下手な教師でした。 そう言うと、講演などに参加してくださる方は、 「えーっ。」 と言って、なかなか信じてくれませんが、本当です。 そのために、大学の専攻科の試験や大手の塾の採用試験などに、ことごとく失敗しました。落ちた理由で 「話し方に、覇気がない。」 とも言われました。若いのに、話し方が暗いというのです。それは、僕のコンプレックスでもありました。 子どもたちからも、若い頃は、 「多賀先生は、暗い。」 と、よく言われました。 授業も会話もぼそぼそと話すので、聞き取りにくく、保護者も子どもたちも苦労しただろうと思います。 この話し方で、子どもたちを聞く子どもにするのだという意識で初めはやっていました。 しかし、国語の授業の中で子どもたちに話し方を指導していくために、さまざまなてだてを学び、自らも練習していく中で、話し方も変わってきたように思います。 今の僕は、大勢の子どもたちや保護者、先生方の前で、マイクなしで語れます。 話し方とは、ただ単に発声発音の技術のことだけではありません。もっと幅広い技術が含まれます。 また、相手の状況に応じて、適切な話し方と話題の選び方があるのです。 そういうことをていねいにケースごとにまとめたのが、この本です。 話し方は変えられます。 今、何百という人たちを前にして、語ることのできる僕が、その証明です。 この本では、話し方のTPOを伝えるとともに、そのことが教師としてのレベルを上げて、学級づくりに大きく影響していくということも述べています。 話し方というものをもう一度見直し、自分の個性を活かした話し方を、ぜひ身に付けてください。 学級の教育のレベルが、ぐんとアップすること、間違いありません。 (はじめに より) |