本の特送便 梅書房 > > 「社会を変えよう」といわれたら
9784272211210 「社会を変えよう」といわれたら | ||
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【内容】 冷戦後の世界秩序の変化に対応できなかった矛盾が噴出する3・11後の日本社会。 この間デモや社会運動、政治に様々に参与してきた私たちの経験を戦後史のなかで叙述し、社会を変える力と協働の足場を解明した意欲作。 作家 中島京子さん 推薦! 「この政権はなんで倒れないの?」 「日本に民主主義は根づかないの?」 「平和憲法は時代遅れなの?」 そんな疑問に憑りつかれたら一読を。 あー、そうだったのかと気づくことがいろいろ。ちょっと前向きになれるはず。 |
【目次】 はじめに――平成の終わり、嵐の前の静けさ 第1章 安倍政権とは何者か ミネルヴァの梟は迫りくる黄昏に飛び立つ 引き裂かれていく二つの顔 「非常識」な支配 日本国憲法における「同意にもとづく支配」 「政治改革」がもたらした支配の条件 反ファシズム条項が危機にさらされている 「非常識な支配」にむかった反動的動機 「アベノミクス」という支配の技法 「新しい政治」をつくるには 第2章 私たちは戦後をどう生きてきたか 戦後七〇年の社会運動の遺産と負債 日本の社会運動は本当に「弱かった」のか 「戦後」はどこからはじまったか 「60年安保闘争」が「国民」を生み出した 高度経済成長と大衆社会 学生運動の衰退 住民運動と革新自治体の台頭 「豊かな社会」日本の困難 「失われた四半世紀」と日本社会の変容 「3・11後」にむかって 第3章 3・11後の社会運動と日本のかたち 1 3・11後の社会運動はなにを変えたのか 社会運動に参加する動機 「危機」は「危険」だが「機会」でもある 危機の下での化学反応 変化の長い軌道から生まれる変革 「共有体験」と「闘争経験」は引き継がれる すでに社会は変化している 2 3・11後の社会運動は政治を変えたのか 対抗的政治と第三極 「ポピュリズム」とは何か さまざまな内容をもつポピュリズム ポピュリズムと民主主義の危機 現代日本のポピュリズム 二〇一七年東京都議会議員選挙 二〇一七年総選挙で大失敗したポピュリスト リベラルなポピュリズム政党の誕生 新自由主義的ポピュリズムの失墜 日本共産党は変わったのか 政治の「アンカー」の役割 3 若者は保守化したのか 社会運動に参加する若者が少ない 二〇一五年安保法制反対運動に登場した学生たち 大学という「拠点」の喪失 台湾、香港の社会運動との違い 安倍政権下で顕著になった低投票率 若者が「保守」しようとしているもの 「反動」ではなく「進歩」のきざし 4 「日本のかたち」が変わる 変わらないためには、変わらなければならない 二〇一八年沖縄県知事選挙 「イデオロギーではなくアイデンティティ」 「デマと夢」を打ち砕いたもの 沖縄県知事選挙のプロセスから学ぶ 「アジアのなかの日本」という現実的な目標 日本国憲法を「再発見」する 「アジアのなかの日本」における日本国憲法の意味 あとがき |
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