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本の特送便 梅書房 > いのちを選ばないで やまゆり園事件が問う優生思想と人権
9784272360925 いのちを選ばないで やまゆり園事件が問う優生思想と人権 新製品
いのちを選ばないで やまゆり園事件が問う優生思想と人権
¥1,760   在庫有り
藤井克徳/編
池上洋通/編
石川満/編
井上英夫/編

大月書店
2019年12月
社会/社会問題


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【内容】

社会を震撼させた障害者施設での殺傷事件から3年。出生前診断など新たな優生思想の登場を背景に、私たちの社会は被告の論理を克服したと言い得るのか。公判開始を前に、忘れてはならない人権保障の視点をあらためて提起する。


【目次】

いのちを選ばないで 目次
序文 やまゆり園事件再検証の深い意味(柳田邦男)

序章 津久井やまゆり園事件──その本質と背景(池上洋通)

第1章 私たちのやまゆり園事件──考え、語り続けること
1 事件の振り返り、そして未来へ(尾野剛志)
2 家族から見た津久井やまゆり園での暮らし(平野泰史)
3 社会福祉・公務労働者、住民として見た事件(太田顕)
4 私たちの津久井やまゆり園2019──現場からのレポート「再生と共生」(入倉かおる)
5 行政の受けとめ方とその後──長くて短い3年(井上従子)
6 神奈川県検証委員会による検証とその後――事件が問いかけるもの(石渡和実)
7 障害の重い人の暮らしのありかたと支援の本質(佐久間修)
8 やまゆり園事件とメディア──ジャーナリストの立場から(宮城良平)
9 「魂の嘔吐感」とどう向き合うか──植松聖被告と面会して(福島智)

第2章 事件の背景と要因──日本の社会保障・社会福祉と人権保障の貧困
1 優生思想の現代──相模原事件と強制不妊・出生前診断(利光恵子)
2 精神科医よ、診察室の外にも目を向けよ(香山リカ)
3 社会福祉施設における労働・生活権保障の現状と課題(鈴木靜)
4 障がいのある人と家族の人権保障の現状と課題(矢嶋里絵)
5 国と地方自治体は障害のある人のいのちと暮らしを守れるか(石川満)
6 人権主体性と津久井やまゆり園事件──憲法の視点から(井口秀作)

第3章 事件を受けとめ、どのような社会をめざすのか
1 障害者政策の歴史と現状からみたやまゆり園事件──事件の特異性と普遍性(藤井克徳)
〈コラム〉不妊手術を強いられた障害者の家族として(佐藤路子)
     “不良な国民”と“優良な国民”の狭間で(藤木和子)
2 人権をかかげよう──人間として生きる(井上英夫)
〈コラム〉胸を張るとき、差別が逃げてゆく(林力)
     いのちの選別を許すな(德田靖之)

第4章 〈座談会〉やまゆり園事件を生んだ現代社会と、めざすべき社会