本の特送便 梅書房 > > 動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか
9784314011495 動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか | ||
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【内容】 ラットが自分の決断を悔やむ。カラスが道具を作る。タコが人間の顔を見分ける。霊長類の社会的知能研究における第一人者が提唱する“進化認知学”とはなにか。驚くべき動物の認知の世界を鮮やかに描き出す待望の最新作。 |
【目次】 第1章 魔法の泉 第2章 二派物語 第3章 認知の波紋 第4章 私に話しかけて 第5章 あらゆるものの尺度 第6章 社会的技能 第7章 時がたてばわかる 第8章 鏡と瓶を巡って 第9章 進化認知学 |
【おすすめ】 進化の末に、動物は「賢さ」を獲得した。 それは人間も、サルも、カラスも、イルカも、タコも、みんな同じである。われわれは自分たちだけが賢いと思っていないか? 心理学との境界線を行く動物研究の分野を開拓してきた著者が、動物行動学の歴史から最新の研究まで、豊富な事例を示すとともに読者へと問いかける。ドゥ・ヴァールが新たに提唱する「進化認知学」とは・・・。人間中心の科学から脱却し、動物の認知とは何かを見つめなおす一冊。 【驚きのエピソード満載!読者を動物の<環世界(ウンヴェルト)>へ誘います。】 ◆チンパンジーは食べ物のありかを知っていることを悟られないようにふるまう ◆カケスは相手が何を欲しがっているか見極めてプロポーズの贈り物を選ぶ ◆アシナガバチは一匹ずつ顔が違い、仲間の顔を見わけている ◆タコは自分を攻撃した人間を覚えていて、水を吐いて復讐する |