本の特送便 梅書房 > > 「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす 光文社新書
9784334043230 「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす 光文社新書 | ||
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【内容】 多くの日本人が、丁寧な暮らしや、家事をきちんとこなすこと、配慮の行き届いた子育てをすることを理想としている。しかし他方では、日本人の「完璧家事」や「手づくり」礼賛の傾向、さらに昨今のシンプルな暮らし(「断捨離」「ミニマリズム」など)の流行は、母親への目に見えない圧力となると同時に、家族との分業を阻んだり、葛藤の原因ともなっている。 日本の家事の「あたりまえ」は海外の人の目にはどう映るのか。なぜ日本では男性の家事参加が進まないのか。国や学校により「よい母、よい家庭」であるよう仕向けられてきた歴史とは。 翻訳家として他国の友人も多く、家事や掃除術の専門家でもある著者が、多くの聞き取りや国際比較などを参照しながら、気楽で苦しくない家事とのつきあい方を提案する。 |
【目次】 第1部 完璧家事亡国論 日本の主婦は家事をしすぎ? 日本の家事の『当たり前』は、世界の非常識 経済成長という祭りの後で キャリアを阻み、少子化を加速する完璧家事 ―2人目を産まない女性たち 家事のできない家族は滅びる 第2部 「片付けすぎ」が家族を壊す 日本の家が片付かないのには理由がある ミニマリストは変人? 捨てられない理由は、まっとうである ―「もったいない」再考 断捨離の行き着くところ 目指すは「おばあちゃんの家」の居心地のよさ |
【おすすめ】 ナチュラルクリーニングのプロが、日本人の完璧家事の傾向や、シンプルな暮らしの流行にまったをかけ、家事というものを根本から見直す。 |