9784334043445
空気の検閲 大日本帝国の表現規制 光文社新書
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【内容】 ブラック労働的なその現場、エロ本評論家と化す検閲官、検閲官とマスコミの驚くべき一体ぶり、植民地における検閲の実情、検閲の対象となるメディアの広がり、官僚的セクショナリズムによる検閲の暴走、法外の手段を用いた非正規の検閲と、忖度による自主規制、世間との共振…。絶対悪の代名詞「検閲」。しかしその実態は?繰り返される忖度の歴史、その源を探る。 |
【目次】 第1部 検閲の動揺 エロ・グロ・ナンセンス対検閲官―一九二八~一九三一年 世間と共振する検閲―一九三二~一九三六年 ほか 第2部 広がる検閲網 植民地の独立運動を抑圧せよ―台湾、朝鮮 聴く検閲、観る検閲―脚本、映画、放送、レコード 第3部 戦争と検閲 日中戦争と忖度の活用―一九三七~一九四一年 太平洋戦争と軍部の介入―一九四一~一九四五年 |
【おすすめ】 表現や言論が徐々に規制されていく過程を大正~昭和前期で捉えながら、世論の空気と経営の論理を明らかにし、今日への教訓を示す。 |